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公開日:2012.05.21/更新日:2015.07.24

【寸法変化率】プレス法

目的


プレス処理は縫製の中間工程や最終工程の整形、又はクリーニングの仕上げの目的で一般的によく用いられます。その際の蒸気や熱による寸法変化特性を評価するために行う試験です。


試験方法


「JIS L 1096織物及び編物の生地試験方法」に基づいて試験を実施します。生地を所定の大きさに裁断し、たて方向及びよこ方向に3対以上の印を等間隔につけ、プレス機を用いて、以下の条件で試験を実施します。試験前後の測定区間の長さを測定し、寸法変化率を計算します。

 

試験の種類

 

蒸気ふかし

490kPa

プレス条件

 

吸引

時間

温度℃

加圧

H-1法

なし

20

1

2

20

H-2法

15

なし

15

H-3法

20

20

1

2

20

H-4法

20(同時)

1

2

20

注1)プレス上ごて設定温度(繊維が混用されている場合は、低い方の温度を用いる。)
   綿、麻:180℃
   毛、ポリノジック、レーヨン、キュプラ:160℃
   ポリエステル、ビニロン:140℃
   絹、アセテート、トリアセテート、ナイロン、アクリル:120℃
   アクリル系・ポリクラール、ポリウレタン、プロミクス、ポリ乳酸:100℃
注2)織物は39kPa、かさ高加工糸使用生地及び編物は20kPa

【プレス機】

method_h.jpg

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