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公開日:2012.05.21/更新日:2015.07.24

【染色堅ろう度】耐光

目的

染色された繊維製品は、着用中はもちろん、洗濯後の乾燥や店頭のスポットライト等、様々な場面で光に晒されます。こういった光の作用によって、色が変わる恐れがないかどうかを調べるために行う試験です。
耐光試験は、使用する光源の種類で、日光(JIS L 0841)、 カーボンアーク灯光(JIS L 0842)、キセノンアーク灯光(JIS L 0843)に大別されます。日本では衣料用の耐光堅ろう度試験といえば、ほとんどの場合カーボンアークですが、欧米ではキセノンアークが主流です。ボーケンでは、カーボンアーク、キセノンアークともに試験実施可能です。

試験方法

「JIS L 0842紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法」の第3露光法に基づいて試験を実施します。

試験片を小窓の開いた厚紙に挟み、試料ホルダに取り付けます。紫外線カーボンアーク灯光を用いて、目的のブルースケール(3級試験では3級ブルースケール、4級試験では4級ブルースケール)が標準退色するまで光を当てます。照射後、試験片を取り出し、光が当たった部分と当たらなかった部分の色の差を、標準退色したブルースケールと比較し、判定します。標準退色とは、変退色用グレースケールの4号程度の色差まで退色することです。

【試料ホルダ】

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【カーボンアーク灯光 耐光試験機】

light.2.jpg



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