ボーケンは、衣料品、雑貨、日用品に至るまで、幅広い分野の
品質評価試験を実施するグローバル総合試験機関です。

試験・検査のご案内

TOP > 試験・検査のご案内 > アイテムから探す > 衣料品 > 【染色堅ろう度】窒素酸化物

公開日:2012.05.21/更新日:2015.07.24

【染色堅ろう度】窒素酸化物

目的

倉庫内やタンスでの長期保管中に、車の排気ガスや石油ストーブ等から発生する酸化窒素ガスによって色が変わる恐れがないかどうかを調べるために行う試験です。
分散染料で染色したアセテート素材の製品には、変色しやすい物もあるので注意が必要です。


試験方法

「JIS L 0855窒素酸化物に対する染色堅ろう度試験方法」に基づいて試験を実施します。強試験と弱試験の2種類があります。
弱試験は、試験片を標準染色布とともに試験装置の中に入れて密閉した後、酸化窒素ガスを注入します。標準染色布が標準退色したとき、試験片を取り出し、緩衝尿素溶液で処理した後、試験片の変退色の程度を判定します。標準退色とは、変退色用グレースケール3-4号程度の変退色のことをいいます。
強試験は、弱試験のガス暴露操作を3回連続して行った後、緩衝尿素溶液で処理し、試験片の変退色の程度を判定します。

 

【窒素酸化物試験装置】

nitrogen_oxides.jpg

 

関連記事

  • ● 判定
    (記事一部抜粋)
     「JIS L 0801染色堅ろう度試験方法通則」についてご紹介。染色堅ろう度の判定方法の中で一般的によく用いられる視感法について説明します。判定には変退色と汚染の2種類あり試験前・後のものと比較し、色の変化を級数で表して評価します。
  • ● 昇華
    (記事一部抜粋)
     「JIS L 0854昇華に対する染色堅ろう度試験方法」についてご紹介。生地が染料の「昇華」により他の衣料を汚染させる恐れがないか調べる試験です。ポリエステルの染色に使われる分散染料はその性質上、昇華を引き起こしやすいので、注意が必要です。
  • ● 色泣き
    (記事一部抜粋)
     「色泣き試験方法(大丸法)」についてご紹介。洗濯や雨で衣料品が濡れた場合、染色部から白場や淡色部に染料が移動して色が泣き出したように見える現象を色泣き、またはブリードと言います。そういった色泣きをする恐れがないか調べるために行う試験です。