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公開日:2012.05.21/更新日:2015.07.24

【染色堅ろう度】摩擦

目的


着用中の摩擦により、他の衣料品やバック等を汚染する恐れがないかどうかを調べるために行う試験です。特にインディゴ染料、顔料を用いた素材は色移りしやすいので、取扱いに注意が必要です。

試験方法


「JIS L 0849摩擦に対する染色堅ろう度試験方法」に基づいて試験を実施します。

試験機にはⅠ形とⅡ形がありますが、日本では主に摩擦試験機Ⅱ形を用い、乾燥試験と湿潤試験の二種類の試験を行います。Ⅱ形の場合、摩擦子の先端に乾燥又は湿潤状態の白綿布を取り付け、試験片10cm間上を2Nの荷重で毎分30回往復の速度で100回往復摩擦し、白綿布への汚染の程度を判定します。

 

【摩擦試験機Ⅱ形(学振形)】

rubbing.1.jpg

 

【試験結果例】

乾摩擦の例

湿摩擦の例

rubbing.2.jpg


rubbing.3.jpg


 

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