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公開日:2016.08.19/更新日:2016.08.23

【臭い/清潔】抗菌性(非繊維、JIS Z 2801)

抗菌とは?

「JIS Z 2801抗菌加工製品-抗菌性試験方法・抗菌効果」では、「製品の表面における細菌の増殖を抑制する状態」と定義されています。これに、カビや酵母などの真菌類は含まれません。

JIS Z 2801の対象製品

繊維製品及び光触媒抗菌加工製品を除く、プラスチック製品、金属製品、セラミックス製品など抗菌加工を施した製品(中間製品を含む。)に適用します。なお、防かび、防臭、生物劣化などの抗菌効果の副次的効果は、この規格に含まれていません。

試験方法

「JIS Z 2801抗菌加工製品-抗菌性試験方法・抗菌効果」に基づいて試験を実施します。試験に用いる細菌の種類としては、黄色ぶどう球菌、大腸菌があります。
1. シャーレ内の試験片(5cm×5cm)に試験菌液0.4mlを滴下し、フィルム(4cm×4cm)をかぶせ、シャーレのふたをします。
2. シャーレを35℃,90%RH以上で24時間培養します。
3. SCDLP培地10mlを加えて、フィルムと試験片から試験菌を洗い出し、洗い出し液中の菌数を寒天平板培養法により測定します。
4. 下記の式に従い抗菌活性値を算出します。
抗菌活性値= log(無加工試料1cm2当たり・培養後生菌数) -log(加工試料1cm2当たり・培養後生菌数)

【抗菌効果】
抗菌活性値 ≧ 2.0

SIAAマーク認証のための試験

ボーケンではSIAAマークの認証を取得するために必要な抗菌性試験の実施と、JNLA試験報告書の発行が可能です。(一社)抗菌製品技術協議会では、抗菌加工製品(繊維製品以外の製品)についてマーク表示(SIAAマーク)の認証を実施しています。

試験対象品目:日用品、家電製品、住宅建材など
試験方法:JIS Z 2801
試験対象菌種:黄色ぶどう球菌、大腸菌

抗菌試験は、持続性試験法(耐光性試験及び耐水性試験)により処理を行った後の製品に対して実施いたします。
耐光性と耐水性の試験区分は製品分類に応じて選択します。

耐光性試験

区分

適用

0

光照射の機会を考慮しなくても良い製品(使い捨て製品 等)

1

光照射の機会が少ない製品(屋内で使用する製品 等)

2

光照射の機会が多い製品(屋外で常時使用する製品や照明器具製品 等)



耐水性試験

区分

適用

0

水に触れる事がない製品(通常の使用時には水に触れない、あっても洗浄等の機会だけの製品)

1

水に触れる事が少ない製品(水がかかる程度の製品)

2

水に接触する事が多い製品(水をためたり、水の中で使用する製品)

3

温水に接触する事が多い製品(温水をためたり、温水の中で使用する製品)



【評価基準】
抗菌活性値 ≧ 2.0

【SIAAマーク (一社)抗菌製品技術協議会】

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