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公開日:2012.05.22/更新日:2015.07.24

【化学分析】重金属の溶出試験(EN71-Part3)

en71part3_02.jpg

目的


さまざまな素材の玩具・おもちゃを対象とし、人体に有害な重金属の溶出量を測定する試験です。
現在、子供が使用する玩具等から溶出する重金属の影響が話題になっています。ヨーロッパでは、玩具の安全性に関する「欧州規格 EN 71」において、第3部「特定元素の移行」と題し、金属類の経口摂取について定められています。
ここでは6歳以下の小児用として設計された玩具のうち、なめたり呑み込んだりする可能性のある部品について規定されており、対象材料として繊維・塗料・紙・ガラス・セラミック・金属など多岐にわたっています。また対象金属元素としては、アンチモン(Sb)・ヒ素(As)・バリウム(Ba)・カドミウム(Cd)・クロム(Cr)・鉛(Pb)・水銀(Hg)・セレン(Se)の8成分があり、それぞれについて溶出量の限度値が定められています。

試験方法


「欧州規格 EN 71 第3部 特定元素の移行」に基づき試験を実施します。
提出された試料について、規定された濃度溶液により、溶出試験を実施します。ICP発光分光分析装置等により、溶出量を測定します。

【基準値】

玩具材料の最大移行元素 (mg/kg)

対象材料

Sb

As

Ba

Cd

Cr

Pb

Hg

Se

粘土・フィンガーペイント

60

25

250

50

25

90

25

500

粘土・フィンガーペイント以外

60

25

1000

75

60

90

60

500



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