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公開日:2017.09. 6/更新日:2017.11.21

子ども用衣料の安全性(JIS L 4129)について

子ども用衣料に附属するひもの要求事項について

欧米では衣料の「ひも」に関する規格(EN 14682、ASTM F1816)※があり、各国の法律にも取り入れられ、安全基準に沿った子ども服作りがされています。
日本でも、より安全性を考慮した子ども服の流通と、欧米との貿易障壁の回避を目的とし、「JIS L 4129 子ども用衣料の安全性―子ども用衣料に附属するひもの要求事項」が平成27年12月に制定公示されました。
※JIS L 4129 を作成時は、EN 14682-2007年度版、ASTM F1816-97年版を使用

Ⅰ.JIS L 4129の一部抜粋

■適用範囲■ 

子ども用衣料に附属する「ひも」に関する要求事項について規定。

「ひも」とは・・・糸、布などを組み、撚り、編み、織り、束ね、若しくは裁断した細長い繊維、又は細長く加工した非繊維素材で作られ、チェーン、リボン、テープ及びタブを含む加工品。

適用除外品目・・・保育用製品(スタイ、おむつ等)、手袋、帽子、マフラー、スカーフ、靴下、ネクタイ、子どもの世話をする者の監督下で着用される専門スポーツウェア等 

jisl4129

JISには身体の範囲によって、様々な要求事項が定められています。

■頭部及びけい部に関するひもの要求事項(一部抜粋)■ 

※身体部位別、年少年長別に「ひも」に関する細かい要求事項が定められています。
対象 要求事項(一部抜粋)
年少の子ども
(出生から7歳未満の子ども)
引きひも装着ひも及び装飾ひもが付いた衣料をデザイン、製造及び供給してはならない
年長の子ども
(7歳以上13歳未満の子ども)
引きひもは自由端があってはならない。
衣料をその開口部を最大にした状態で突き出たループがあってはならない。
×突き出たループが
 ある  
突き出たループが
 ない
jisl4129 jisl4129
衣料の開口部を最小に絞った場合に ループの円周は150mmを超えてはならない。 ×体に合う大きさに絞った時、ループの円周が150mmを超えている
jisl4129

Ⅱ.子ども用衣料の安全性(JIS L 4129)に関する資料

ボーケンは「子ども服の安全性に関するJIS開発委員会」に参面しており、そこで検討された資料となります。
JIS L 4129 と併せて、これからの子ども用衣料のもの作りなどにご活用下さい。また、JIS L 4129 の検査依頼については各事業所へお問合せください。

お問い合わせ

東京事業所(担当:黒田)
TEL:03-5669-1380/FAX:03-5669-1381
大阪事業所 本町試験課(担当:秋津)
TEL:06-4707-3051/FAX:06-4707-3052
岡山事業所(担当:深浦)
TEL:086-231-2700/FAX:086-231-0050
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