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公開日:2015.07.11/更新日:2017.08. 3

ポリプロピレンについて

ポリプロピレンは、日本では1960年に製造技術が導入され、生産を開始している。出現当時は「夢の繊維」「最後の合繊」など話題になった。今までほとんど顧みることのなかった石油の廃ガスから製造され、水に浮き、しかも高強力を誇るという長所の反面、衣料素材としてはあまり芳しくなく、現在は衣料用途としては殆ど市販されていない。しかし、プラスチック素材としては幅広い需要がある。

製造方法

ポリプロピレンの原料は石油精製の際に大量に副生するプロピレンで、これを重合してポリプロピレンを製造する。これを溶融紡糸したものが繊維素材として用いられ、ステープルとフィラメントが存在する。

特 徴

1.比重が0.91と非常に軽いため、水に浮く。
2.水に濡れても、強度は全く変化しない。
3.殆ど水を吸わない(公定水分率0.0%)ため、水に濡れてもすぐ乾く。
4.熱可塑性をもつ
5.強酸、強アルカリに強く、腐食されない。また、虫害やカビの心配もない。
6.熱に弱い(融点 約140℃)
7.染色しにくい
8.紫外線の影響を受けやすい

用 途

上記の特徴を踏まえ、生活雑貨(カーペットのパイル)での用途や、主に産業用(漁網、ロープ、帆布、テント生地等)に使用されることが多い。
ポリプロピレンの顕微鏡写真




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