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公開日:2012.05.29/更新日:2018.12.27

【化学分析】樹脂鑑別、素材分析試験

目的

家庭用品の中でも、日用品・雑貨品の中には合成樹脂加工品品質表示規程や雑貨工業品品質表示規程により材質の表示が求められている製品があります。また、対象ではない製品もそれに準じて表示するのが望ましいとされています。樹脂製品、金属製品については機器分析によってその材質を判断することができます。

試験方法

樹脂製品

樹脂製品は化学的構造の違いによって見分ける事が出来ます。ボーケンでは初めにフーリエ変換赤外分光光度計(FT-IR)を使って主成分の特定を行います。

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FT-IRでは主成分のチャートを得ることができますが、少量の混合物があれば見つけにくいこともあります。その場合は示差走査熱量計(DSC)を用います。この装置では2種類以上の樹脂が混合されている場合に、融点の違いになどよって種類を特定できます。複合繊維の分析にも利用されています。

DSCN4809.JPG

金属製品

金属製品はエネルギー分散型蛍光X線分析装置(EDX)により%レベルでの金属種の同定を行います。こちらは装置に入る大きさ(15 cmの立方体程度)であれば、非破壊で試験をすることができます。さらに詳しく、有害とされる微量な重金属まで測定が必要な場合は、ICPなどを用いた微量元素の定量も承っております。

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