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公開日:2012.09. 4/更新日:2016.11.14

【染色堅ろう度】判定

目的

判定は、染色堅ろう度試験を実施し、試験前と試験後の試験片及び添付白布を比較して色の変化を数値(級数)で表して評価します。この級数を決めることを「判定」と呼びます。
【判定の様子】 assessment_2.jpg

級数について

数値が大きいほど良い結果を表し、等級は、1級が最も低く、5級が最も高いです。但し、耐光に関しては、8級が最も高いです。変化を数値で表すことで、直接現物を見ないでも色落ちの程度を客観的に伝えられます。
【変退色用及び汚染用グレースケール】
assessment_1.jpgのサムネール画像

試験方法

試験の種類

染色堅ろう度の判定には人間が目で見て色差を判定する視感法と測定機器による測色を行う計器法がありますが、一般的によく用いられる視感法について説明します。 「JIS L 0801染色堅ろう度試験方法通則」に基づいて判定を実施します。判定には①変退色と②汚染の2種類があります。

1. 変退色とは?

変退色とは、変色(色相の変化)と退色(色あせ)のことで、試験を実施した試料自体の色の変化を評価します。

2. 汚染とは?

汚染とは、他の生地を汚してしまう色移りのことで、試料に縫い付けた白い添付白布の色の染着具合を評価します。添付白布は、一般的な染色堅ろう度試験の場合、綿、ナイロン、絹等から2種類を選び、試験片に縫い付けます。ドライクリーニング試験の場合は多繊交織布(マルチファイバー)という、8種類の繊維が織り込まれた布を用います。

判定の方法

判定を行う時には、規定の光源(D65)の下で、斜め45度の判定台の上に試験前後の試料および添付白布を並べ、それらをグレースケールという基準と比較して等級を決定します。 グレースケールには変退色用と汚染用のものがあり、等級は半階級を含む1級~5級までの9段階評価で表し、1級が最も悪く、5級が最も良い結果で表されます。ただし、耐光堅ろう度はブルースケールという標準布と比較して判定を行うので、判定の方法が異なります。
【変退色の判定】 【判定台の角度】
assessment_3.jpg
assessment_4.jpg

グレースケールのマスの左側を試験前の生地、右側を試験後の生地と見立てて、色のコントラストが最も近い数値をその試験の級数とします。

BOKENchannel.jpg

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