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お知らせ

大形チャンバー試験開始について

JIS大形チャンバー試験開始について

ボーケンでは、JISに準拠した大形チャンバーを用いた「建材や家具等の部材から放散するホルムアルデヒドや揮発性有機化合物(VOC)の評価」を開始しました!ホルムアルデヒドや揮発性有機化合物(VOC)は、厚生労働省によって指針値が策定されています。

これまでの簡易大形チャンバー(ボーケン法)

これまでもボーケン法として建材や家具からの化学物質放散評価を行ってきましたが、正確な温湿度管理が難しく、換気なしの条件で5時間試料設置時の室内濃度を測定し、厚生労働省の室内濃度指針値を参考にしていました。しかしながら、JISに則っていないこと、製品評価結果から部材からのホルムアルデヒド等の放散速度を求めることができないことから、JIS対応が求められていました。

JIS A 1911とJIS A 1912に準拠した試験ができます

JIS A 1911「建築材料などからのホルムアルデヒド放散測定方法ー大型チャンバー法」と JIS A 1912「建築材料などからの揮発性有機化合物(VOC),及びホルムアルデヒドを除く他のカルボニル化合物放散測定方法−大形チャンバー法」に準拠した試験ができます。高い精度の温湿度、換気管理により、厚生労働省の室内濃度指針と比較することができるようになりました。さらに、小形チャンバーと同じく放散速度も得られ、ホルムアルデヒド発散建築材料の等級(F☆☆☆☆など)相当の確認も可能となりました。

試験の詳細については、こちらの試験方法ページからご確認いただけます。

是非、製品開発、製品管理にご活用ください。皆さまからのご依頼をお待ちしております!

※なお、以前より実施していた「ボーケン法」は、2019年3月末をもって終了させていただきます。