業務案内 繊維製品の取扱表示記号の一部が改正されます 2024/5/28 2024年8月にJIS L 0001「繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法」の一部が改正される予定です。JISの改正は対応する国際規格ISO 3758が改正されたことを受け、整合化を図ることが目的です。 主な改正内容 ➀記号の追加 ・液温は、30℃を限度とし、手洗いによる洗濯処理ができる。 ・底面温度120℃を限度としてスチームなしでアイロン仕上げ処理ができる。 ―スチームアイロンは不可逆的な損傷を引き起こす可能性がある。 ②記号の意味の変更 ・底面温度が●●●℃(各10℃上昇)を限度としてアイロン仕上げ処理ができる。 【現状】200℃ → 【改正後】210℃ 【現状】150℃ → 【改正後】160℃ 【現状】110℃スチームなし → 【改正後】120℃ (スチームなしを削除) ③記号の微修正 ・手洗い記号の手の形状 【現状】 【改正後】 ・禁止を表す「×」の位置が少し上の位置に【現状】 【改正後】 ④意味の追加(赤字部分) パークロロエチレン又はジブトキシメタン(沸点182.5℃,引火点62℃)もしくは記号Ⓕの欄に規定の溶剤でのドライクリーニング処理ができる。―通常処理 石油系溶剤(蒸留温度150℃~210℃,引火点38℃~70℃)又はデカメチルペンタシクロシロキサン(沸点210℃,引火点77℃)でのドライクリーニング処理ができる。―通常処理 また、JIS改正に伴い、家庭用品品質表示法(繊維製品品質表示規程)も一部改正される予定です。この改正は引用しているJIS規格を明確にすることを目的としています。<改正内容>引用するJIS規格の記載に年号を記載現 行)JIS L 0001改正後)JIS L 0001:2024詳しくは下記外部サイトにてご確認いただけます。内閣府HP 第433回 消費者委員会本会議資料日本産業標準調査会HP 意見受付公告(JIS) お問い合わせ 東京試験センター TEL:03-5669-1380大阪試験センター TEL:06-6577-0200こちらのお問合せフォームよりご連絡ください。