トピック No457_新商品の企画時に!商品のリスクを確認しよう! ~傘(かさ)編~ 2025/6/19 これから梅雨の季節。出番が多い『傘』には意外なリスクが潜んでいます。新商品の企画時には、素材や構造について十分に確認することが重要です。過去の実績がない場合、リスクを見落とすと製品事故につながる可能性があるため、注意が必要です。 構造におけるリスク確認 ・傘の開閉時及びシャフト伸縮時には、顔や身体から離して使用する旨が記載されているか(ジャンプ式傘の場合、注意表示必須)・子供用傘の場合は、つゆさきが目に刺さらないように丸くなっているか・ジャンプ式傘の場合、飛び出し部分に安全機能があるかどうか・はじきに指がはさまらないか・ろくろ根本部分の針金が刺さらないか 検査によるリスク確認 懸念される製品事故等対策(試験方法) 傘から水が漏れて身体が濡れてしまうJIS S 4020(旧規格)準用 耐漏水性 風などで傘が折れてケガをするJIS S 4020(旧規格) 中棒の曲げ強度 回転耐久性かさの骨の強度 親骨の曲げ強度 等ボタンが錆びてとまらないJIS S 4020(旧規格) 耐食性 等 他の物に色がうつってしまうJIS L 0842 耐光堅牢度 JIS L 0846 水堅牢度 JIS L 0849 摩擦堅牢度 JIS L 0854 昇華堅牢度 等 その他の強度・機能性試験も併せて受付しております。ボーケンは、商品企画時の不安や課題を解決するために、リスクの特定、仕様変更等の助言や必要な性能試験の実施まで一貫して対応可能です。製品の安全性と品質向上に向けて、まずはお気軽にご相談ください。 PDF記事 PDF記事はこちら 関連記事 ・No396_新商品の企画時に!商品のリスクを確認しよう!~日用雑貨編~・No436_新商品の企画時に!商品のリスクを確認しよう!~簡易家具編~・動画で解説!ボーケンのサンプルチェックとは? お問い合わせ 品質サポートセンター(島田)TEL:06-6577-0209こちらのお問合せフォームよりご連絡ください。