CLOSE

お知らせ

No457_新商品の企画時に!商品のリスクを確認しよう! ~傘(かさ)編~

これから梅雨の季節。出番が多い『傘』には意外なリスクが潜んでいます。
新商品の企画時には、素材や構造について十分に確認することが重要です。過去の実績がない場合、リスクを見落とすと製品事故につながる可能性があるため、注意が必要です。

構造におけるリスク確認

・傘の開閉時及びシャフト伸縮時には、顔や身体から離して使用する旨が記載されているか
(ジャンプ式傘の場合、注意表示必須)
・子供用傘の場合は、つゆさきが目に刺さらないように丸くなっているか
・ジャンプ式傘の場合、飛び出し部分に安全機能があるかどうか
・はじきに指がはさまらないか
・ろくろ根本部分の針金が刺さらないか

検査によるリスク確認

懸念される製品事故等

対策(試験方法)

傘から水が漏れて身体が濡れてしまう

JIS S 4020(旧規格)準用 耐漏水性

風などで傘が折れてケガをする

JIS S 4020(旧規格) 中棒の曲げ強度 回転耐久性
かさの骨の強度 親骨の曲げ強度 等

ボタンが錆びてとまらない

JIS S 4020(旧規格) 耐食性 等

他の物に色がうつってしまう

JIS L 0842  耐光堅牢度 
JIS L 0846  水堅牢度 
JIS L 0849  摩擦堅牢度 
JIS L 0854  昇華堅牢度 等

 

その他の強度・機能性試験も併せて受付しております。

ボーケンは、商品企画時の不安や課題を解決するために、リスクの特定、仕様変更等の助言や必要な性能試験の実施まで一貫して対応可能です。製品の安全性と品質向上に向けて、まずはお気軽にご相談ください。

PDF記事

関連記事

お問い合わせ

品質サポートセンター(島田)
TEL:06-6577-0209
こちらのお問合せフォームよりご連絡ください。