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お知らせ

理事長のご挨拶

ボーケン品質評価機構の前身である「財団法人 日本紡績検査協会」は、1948年12月6日、糸・織物を輸出する際の検査を行う専門機関として設立され、後に当時の輸出検査法の指定検査機関となりました。 その後、輸出検査法の廃止に伴い、輸出検査から依頼試験への転換、生産国での試験ニーズに応えるため海外進出、食品衛生法や医薬品等の登録試験機関となる等、社会や時代のニーズに柔軟に対応してきたことで事業分野やサービスの内容も大きく変化してきました。

それらの変化の中でも変わらないことがあります。それは、第三者試験機関として、公正・中立な立場で、繊維製品をはじめとする一般消費財の品質評価業務を通して生活文化の発展、安全・安心な社会の実現に貢献してきたこと、そしてそれらを支える確かな技術力を積み上げてきたことです。 これから社会がどのように変化しようとも「公正・中立」「安心・安全の提供」「技術力」は、これからも変わらずBOKENが大切にしなければならないことだと考えています。

グローバル化に伴う各国法規制への対応、環境問題をはじめとする持続可能な社会への取り組みなど、サプライチェーンにおける製造者・販売者の責任範囲が拡大する中で、試験機関に期待される役割も大きく変化してきています。 そのような状況を背景に、BOKENはこれまで長年、品質評価業務で培ってきた技術、知識をベースに1つ1つの事業分野において、技術力・情報力・対応力を一層高め、お客様との取り組みを通してサービスを積み上げていくことで、これまでの「試験をする機関」から「お客様と共同で品質保証を行うパートナー」への変革を進めて参ります。

私たちは、これからも「Face to Face」のコミュニケーションを大切に、BOKENで働く全ての人の知恵を生かし、BOKENの事業を通して、広く社会の期待に貢献する為、邁進する所存です。一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

理事長 吉田泰教