2012/2013　ボーケン展示会を終えて

昨年１２月から開催して参りましたボーケン展示会を、

国内に続き中国でも催し、全ての会場を終えました。

各会場共に盛況で、国内は合計３４４９名の方にお越しいただき、

２００７年以降、６年連続３０００名を超える皆さまにご来場いただいております。

また、中国におきましても合計１４７０名の方々にご来場いただき、

初めて開催しました南通会場については、予想を上回る３７１名お越しいただきました。

中国での開催は５年目を迎え、日本で展示した内容を中国の方にもご覧いただこうと、

パネル一枚一枚を翻訳し、開催しております。

日本と同様に定着しつつあり、多くのご要望をいただいておりますので、

今後も継続していきたいと思っております。

ボーケン展示会は１９７０年から開始し、今回で４３回目を迎えました。

当初は紡績会社で生産された糸や織物を中心に展示し、

当時の日本製の糸や織物のレベルを把握するとともに、品質向上に寄与して参りました。

近年においては、繊維業界のご要望にお応えし、アパレル対応の内容となっております。

　　　　　　　　　　【昭和４０年代のボーケン展示会（ボーケンレポートより）】

その後糸や織物だけでなく、衣料品の事故事例品をはじめ、弊機構で開発した
試験方法の紹介から繊維業界に関する情報まで、幅広い内容を展示して参りました。 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【１０年前のボーケン展示会】

今では学生の方から品質管理を熟知された方までお越しいただき、
毎年ご協力いただくアンケートでは、熱心なご意見や継続を希望される声に、
嬉しく思っております。
また、このお言葉を励みに、今年も国内外の職員が一丸となって、
準備を進めたいと思います。

皆さまのより良いもの作りのお手伝いができる、有益な展示会になるよう、
努めたいと思います。
次回のご来場もお待ちしております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　【近年におけるのボーケン展示会】

■開催日程

日本

中国

■来場者数　推移（日本のみ）