Higg Indexを運営している国際的な環境団体であるCascale（旧SAC：サステナブルアパレル連合）とHigg Indexのプラットフォームを開発しているWorldly（旧Higg Co）の年次総会／フォーラムに参加しました。

今年はドイツのミュンヘンで9月9日から12日まで開催され、メインステージ以外にも複数のステージで、Higg Indexの最新情報を始め、気候変動、人権デューデリジェンス、サステナビリティを推進するためのデジタルテクノロジー等について、プレゼンテーション、パネルディスカッション、ワークショップ等、対話型のイベントで様々な内容が議論されました。

欧州と米国、南アジアを中心に世界中からCascaleに加盟している企業・団体・NGO・学術機関とWorldlyのプラット―フォームテクノロジーの利用者が集まり、約600名が参加しました。

国際的なブランドでは、サプライチェーンのGHG排出量算定やCSRD(欧州企業サステナビリティ報告指令)への対応についても、Higg Indexの各種ツールを活用する動きが始まっています。また、Worldlyのデジタルプラットフォームを活用した製造施設のデータマネジメントとサプライチェーン管理、AIの活用による目標の設定も順次リリースされる予定です。

グローバルレベルでのサステナビリティ、労働慣行／人権に関する取り組みは年々加速していますが、ボーケンもこれらの変化に対応し、今後も有益な最新情報を発信します。