トピック No491_工場の品質不良の原因と改善策~汚れ不良編~ 2026/4/17 はじめに 生産工場の品質でお困りではありませんか。工場で発生する品質トラブルには、必ず《原因となる仕組み》があります。 工場に改善を依頼したいが、何から手をつければ良いか分からない工場のどこに問題があるのか判断できない同じような不良が何度も繰り返されている こうしたお悩みの多くは、 検品強化だけでは源流(工程・設備・管理)の課題が改善されていない ことが原因です。本記事では、工場QCサポートの事例をもとに、 「汚れ不良はなぜ起きるのか」「どこを見直すべきか」 をわかりやすく解説します。 工場で汚れ不良が発生する典型的なパターン よくある現場の流れ 汚れ発生→汚れ落とし→出荷一見問題が解決しているように見えますが、 これは“対処”であって“改善”ではありません。根本原因が残ったままのため、 同じ汚れ不良が何度も再発します。 汚れ不良が減らない本当の理由(源流改善の重要性) 検品を強化しても不良が減らないのは、 選別を強化しているだけで、工程や設備の問題が放置されている ケースが多いためです。品質改善は、 「源流(工程・設備・管理)」に手を入れることが重要となります。 工場QCサポートで行う改善ステップ(PDCA) ①課題の抽出 検品結果の分析から、油汚れが多いことが判明。【推測される原因】・原反に油が付着・ミシンの整備不良・その他設備の不備 ②目標値の設定 例:・不良率〇〇%削減・汚れ不良半減改善の方向性を明確にします。 ③改善策の指導(原因の特定) 推測された原因を一つずつ検証します。・検反結果:異常なし・パーツ検品:異常なし(裁断機など問題なし)・ミシンによる問題が疑われる【確認された主な原因】・ミシンオイルの入れ過ぎによる吹き出し・パッキンの欠落 ④結果の分析・定着化 改善策を実施後、検品結果で改善状況を確認します。【定着のための仕組みづくり】・点検ルールの作成 ・日常点検項目に「パッキンの有無」「オイル量」などを追加 汚れ不良の主な原因(事例解説) 原反に油が付着 原反の保管・搬送時の油移りが原因となるケース。 ミシンの整備不良 油汚れ・黒点汚れの主要因。 整備不足やオイル量の過多がトラブルを引き起こします。 その他設備の問題 裁断機の油漏れ、注油過多等が油付着の原因になるケース。(パーツ検品で確認) ボーケン工場QCサポートで実現できること 経験豊富な監査員が、 PDCAが現場に定着し、自発的に運用できる状態 になるまで伴走します。・一時的な改善で終わらせない・運用状況の確認・仕組みづくりまでフォロー 工場の汚れ不良でお困りの方へ 工場の汚れ不良・油汚れ・品質トラブルでお困りの際は、 QC監査の専門チームが源流から改善をサポートします。お気軽にご相談ください。 PDF記事:図解でわかりやすく解説 PDF記事はこちら 関連記事 ・No472_「日本品質」を実現するQCサポート ~海外工場の不良削減と信頼向上を支援~・No386_監査はボーケンにお任せください!~QC監査 CSR監査 試験室監査~ お問い合わせ 繊維事業本部 大阪試験センター 品質支援課TEL:06-6577-0209 担当:岡本 上記に関するお問い合わせはこちらから