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お知らせ

No491_工場の品質不良の原因と改善策~汚れ不良編~

はじめに

生産工場の品質でお困りではありませんか。
工場で発生する品質トラブルには、必ず《原因となる仕組み》があります。

  • 工場に改善を依頼したいが、何から手をつければ良いか分からない
  • 工場のどこに問題があるのか判断できない
  • 同じような不良が何度も繰り返されている

こうしたお悩みの多くは、 検品強化だけでは源流(工程・設備・管理)の課題が改善されていない ことが原因です。
本記事では、工場QCサポートの事例をもとに、 「汚れ不良はなぜ起きるのか」「どこを見直すべきか」 をわかりやすく解説します。

工場で汚れ不良が発生する典型的なパターン

よくある現場の流れ

汚れ発生→汚れ落とし→出荷

一見問題が解決しているように見えますが、 これは“対処”であって“改善”ではありません。
根本原因が残ったままのため、 同じ汚れ不良が何度も再発します。

汚れ不良が減らない本当の理由(源流改善の重要性)

検品を強化しても不良が減らないのは、 選別を強化しているだけで、工程や設備の問題が放置されている ケースが多いためです。
品質改善は、 「源流(工程・設備・管理)」に手を入れることが重要となります。

工場QCサポートで行う改善ステップ(PDCA)

①課題の抽出

検品結果の分析から、油汚れが多いことが判明。

【推測される原因】
・原反に油が付着
・ミシンの整備不良
・その他設備の不備

②目標値の設定

例:
・不良率〇〇%削減
・汚れ不良半減

改善の方向性を明確にします。

③改善策の指導(原因の特定)

推測された原因を一つずつ検証します。

・検反結果:異常なし
・パーツ検品:異常なし(裁断機など問題なし)
・ミシンによる問題が疑われる

【確認された主な原因】
・ミシンオイルの入れ過ぎによる吹き出し
・パッキンの欠落

④結果の分析・定着化

改善策を実施後、検品結果で改善状況を確認します。

【定着のための仕組みづくり】
・点検ルールの作成 
・日常点検項目に「パッキンの有無」「オイル量」などを追加

汚れ不良の主な原因(事例解説)

原反に油が付着

原反の保管・搬送時の油移りが原因となるケース。

ミシンの整備不良

油汚れ・黒点汚れの主要因。 整備不足やオイル量の過多がトラブルを引き起こします。

その他設備の問題

裁断機の油漏れ、注油過多等が油付着の原因になるケース。(パーツ検品で確認)

ボーケン工場QCサポートで実現できること

経験豊富な監査員が、 PDCAが現場に定着し、自発的に運用できる状態 になるまで伴走します。

・一時的な改善で終わらせない
・運用状況の確認
・仕組みづくりまでフォロー

工場の汚れ不良でお困りの方へ

工場の汚れ不良・油汚れ・品質トラブルでお困りの際は、 QC監査の専門チームが源流から改善をサポートします。
お気軽にご相談ください。

PDF記事:図解でわかりやすく解説

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お問い合わせ

繊維事業本部 大阪試験センター 品質支援課
TEL:06-6577-0209 担当:岡本