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お知らせ

ZDHC(Zero Discharge of Hazardous Chemical)の Accredited Training Provider (ATP:認定トレーニング教育プロバイダー)になりました

2021年12月、弊機構(一般財団法人ボーケン品質評価機構)は、ZDHC(Zero Discharge of Hazardous Chemical)のAccredited Training Provider(ATP:認定教育訓練機関)を取得いたしました。弊機構の認定トレーナーは、Higg Index FEMの認定トレーナーでもあり、繊維・アパレル・フットウェア産業におけるサステナブル分野における包括的なトレーニングを実施します。

ZDHCとは

ZDHCは、オランダのアムステルダムに本部を置き、繊維・アパレル・フットウェア産業から排出される有害物質をゼロにするRoadmap to Zeroプログラムを推進しています。ZDHCでは、インプット、プロセス、アウトプットの側面から取り組みを進めています。
インプットでは、染料や各種助剤、加工剤といった化学品を対象としており、ZDHC MRSL適合性ガイダンスに基づいたプログラム(ChemCheck, InCheck, Chemical Module Gateway)を実施しています。プロセスでは、化学物質管理に関するガイダンスの提供や、Higg FEMによる管理を推奨しています。アウトプットでは、ZDHC排水ガイドラインに基づくプログラム(Wastewater Module Gateway, ClearStream)を提供しています。

弊機構では、トレーニングを提供するだけでなく、インプット、プロセス、アウトプットにおける各種プログラムに対応しております

インプット

弊機構業務提携先であるSGSグループがZDHC認定試験機関であり、SGSジャパン株式会社が、MRSL適合性確認試験をはじめ、化学品を対象とした様々な分析・認証プログラムを提供しています。

プロセス

Higg FEM認定トレーナーが、実際に工場を訪問し、FEMの化学物質管理に関する要求事項を満たせるようなキャパシティ・ビルディングを行います。

アウトプット

日本で唯一のZDHC認定工場排水分析試験所である株式会社テクノサイエンスと共同で排水サンプリングから分析、Gatewayへの報告書アップロードまで一貫して行い、原因調査や改善提案についても実施しています。また、サンプリングについても、ZDHCから認定された弊機構のサンプラーが実施し、ガイドラインに基づいた厳格な管理を行っています。

今般、弊機構がZDHC ATPを取得したことにより、Higg FEMを含む包括的なサステナブルへの取り組みを皆様に提供できるようになりましたので、是非各種プログラムをご利用ください。
オンラインでのセミナー及び研修会は、日程が決まり次第、ホームページに掲載いたしますので、興味のある方は、是非ご参加いただきますようお願い申し上げます。

お問合せ

大阪認証・分析センター 鈴木、中西、木村
TEL: 06-6577-0031/FAX: 06-6577-0033