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お知らせ

ボーケンのサステナビリティへの取り組み

ボーケンのサステナビリティへの取り組み

ボーケンは、公正な第三者試験機関として、お客さまに満足いただける最良のサービスを提供すると共に信頼ある試験業務を推進します。そのため、品質の向上と安定に寄与し、生活文化の発展に努め、お客さまの信頼を第一とし、迅速に有益な情報の提供に努めることを企業の使命としています。企業として発展するだけでなく、試験機関として、また試験する機関からお客さまと共同で品質保証を行うパートナーとして、社会への貢献と、人々が幸せになるサステナブル社会の実現に寄与します。

マテリアリティ(重要課題)

第三者試験機関として、ボーケンにおけるマテリアリティを以下のように定めました。全てのステークホルダー(お客さま、取引先、従業員、社会・環境)への影響を考慮し、5つのマテリアリティと対応するSDGs(Sustainable Development Goals)の目標を記載しました。マテリアリティに取り組むことでSDGsの達成に貢献します。

1.サステナブル対応支援業務

①CSR監査
ボーケンはCSR監査サポートとして、工場や取引先のCSR自主監査の支援及び代行業務(第二者監査代行)行います。お客さまのご要望に沿った監査が実施可能です。また、2020年3月にSACに加盟し、ISO 45001労働安全衛生システムに基づく、アパレル産業を中心とした労働環境、法令順守に関する監査にも、マネジメントシステム認証機関として将来的に取り組む予定です。

②化学物質管理
ボーケンはSAC・ZDHC等の海外におけるサステナブル活動の情報収集を行っています。海外を含めた化学物質規制情報に基づく化学物質管理をサポートします。化学物質の管理基準の作成や分析の対応などについても、お客さまへの支援を行っております。また、SACと共同で、化学物質の管理だけでなく、ISO 14001の環境マネジメントシステムをベースとした化学物質管理マネジメントシステムの構築やサプライチェーン全体のサステナブル活動の数値化等で環境へのインパクトを定量化する支援も今後取り組みます。

③サステナブル課題への対応
繊維業界のサステナブル対応として、持続可能な素材に注目が集まっています。一方で環境への影響も懸念されています。ボーケンでは以下の素材をはじめとする様々な繊維の評価等を行うことにより、サステナブル課題の解決に取り組んでいます。
・生分解性繊維、リサイクル繊維、バイオ由来繊維、エコファー(フェイクファー)
・再生セルロース繊維、天然繊維(オーガニックコットン等)
・撥水加工剤のPFOAフリー など

2.各種情報提供と教育支援

①有益な情報発信と教育支援
ボーケンはお客さまの信頼を第一とし、第三者機関として正確な情報を提供します。虚偽や隠蔽をせず、お客さま、消費者が正しく判断できるように、有用な情報提供に努めます。お客さまや消費者が法規制や外部環境、付随する検査について十分に知識を得るため、情報提供、教育の場を提供します。具体的な取り組みとして、展示会(事故事例パネルの紹介など)の開催、セミナーの開催、BOKENアパレル塾の開講、ボーケンレポート(技術情報誌)の発行、ボーケンinfoメール(メールマガジン)の配信などを行っています。また、外部の展示会にも積極的に出展し、来場者の方々に実演等を交えながら多様な情報を発信しています。

②地域社会との交流
毎年定例で近隣教育機関の職場体験学習を受け入れています。

3.従業員の活躍

①女性の活躍
ボーケンでは多数の女性従業員が活躍しています。管理職の登用など、女性が活躍できる更なる職場環境づくりに取り組んでいます。

②海外現地職員の活躍
ボーケンでは中国(上海、青島、常州)のグループ会社で多数の現地職員が活躍しています。現地職員の高級管理職登用に取り組んでいます。

4.従業員満足度の向上

ボーケンでは経営陣との対話集会や各種ワーキングを通じて、会社の経営方針やビジョンを従業員全体が共有・共感できるような企業風土づくりに取り組んでいます。また、従業員ひとりひとりが活躍できるような職場環境を整備し、自社の業務のみでなく、社会的な貢献を通じて、自己成長を実感できる職場づくりを目指します。また、従業員への子育て支援を充実させ、ワークライフバランスの実現にも取り組み、従業員満足度の向上に寄与します。

5.人財育成

ボーケンでは「人財」を資産と位置付けています。働き方改革への対応やワークライフバランスの実現に向けて従業員が利用しやすい人財育成支援制度を設け、各人が目指す経済的、社会的、文化的生活水準の維持・向上を可能にする機会づくりに取り組みます。