トピック No504_生地の風合いを数値化 ―生地の風合い評価(KES法)のご紹介― 2026/7/22 商品の選択や使用感、着心地に大きな影響を与える「風合い」。触れるという動作を再現し、感覚を物理量に置き換えて測定する評価で生地や製品の魅力を、感覚だけでなく“データ”として伝える試験方法をご紹介します。本試験はボーケンガーメンテック株式会社にて実施します。 風合いが要因となる工程・タイミング 企業 消費者 企画・デザイン 素材選定(生地、糸) パターン作成 仕上げ加工 商品選択時 着用時のシルエット 使い心地や着心地の心地よさ このワンピース 柔らかくて手触り最高♡ これは買いね✧ 風合いってどういうことを指すの? 風合いの定義 風合いとは、生地やものに触れた時の手触り感や肌触り感などの触覚的要因と着用時のシルエットや型崩れといった視覚的要因のことを指します。 風合い 定義 衣服着用性能 こし 反発力、弾力性がある布の感覚 衣服がまとわりつかない形態の保持性 動的な美しさ はり 曲げの硬さからもたらされる張る感覚 空間を作る、涼しさ、動きやすさ ぬめり なめらかさ、しなやかさ、柔らかさの複合感覚 肌触りのよさ、ソフト感 ふくらみ 弾力性があり、ふっくらとした感覚 空気の保有と流れ、伸びやすさ しゃり 粗く硬い繊維や強撚糸によってもたらされた、かたい感覚 布と肌との密着を断つ、涼感をもたらす 婦人服、紳士服、スポーツウェア、靴下といった衣料品やタオルや毛布といった寝装具などに触れたときに感じる材質感や感覚を評価できるケン♪ 教えて!ドクターB :どうやって風合いを数値化するの?:ヒトは風合いを確認する際に「なでる」「引っ張る」「折り曲げる」「押す」といった動作をして、感覚を得るのじゃ。試験機でヒトの動作を再現し、物理量に置き換え測定することで風合いを客観的な数値化するのじゃよ。 風合い測定―KES測定― 布地が受ける基本的な特性の測定項目 引張特性せん断特性曲げ特性 圧縮特性表面特性風合い例はり・こしはり・こしはり・こし・ふくらみはり・ぬめり・ふくらみぬめり・しゃり模式図測定風景※せん断=面に対して平行に作用する力のこと(横にスライドする力、ずれやすさ) 表面特性(摩擦)試験のセンサ部(接触子)は、目的やアイテムに合わせて選べるケン♪ 事例紹介 より触り心地が良い新素材で商品開発しているのですが、 肌触りの意見がモニターによってばらついて困っています…。 客観的にどの程度違いがあるか数値化して評価できる?? 目的や設計仕様(部位)などによって、どの特性のどの測定値を読み取るかが変わってくるのじゃ。この事例では赤枠内の測定項目が目的に合った評価じゃな。 タオルのふんわり感も数値化して評価出来るわよ! 評価の目的・評価したい内容等、お気軽にご相談ください。 PDF記事 PDF記事はこちら 関連記事 生地の風合い測定(KES法) – ボーケンガーメンテック株式会社ボーケンガーメンテック株式会社 – 新素材・新商品の機能性・快適性評価引張強さ試験(JIS L 1096)(関連規格:ISO 13934-1) – 一般財団法人ボーケン品質評価機構 お問い合わせ 一般財団法人ボーケン品質評価機構東京機能性試験センター大阪機能性試験センターTEL:03-5669-1415TEL:06-6577-0157 ボーケンガーメンテック株式会社東京テレコム試験センター大阪貝塚試験センターTEL:03-6426-0720TEL:072-437-0055 お問い合わせフォームはこちら