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お知らせ

あったか効果の定番【遠赤外線放射素材】の評価について

遠赤外線とは?

光(電磁波)の波長のなかでも3μm以上1000μm以下の波長のことを遠赤外線といいます。身の回りの多くの物体からこの遠赤外線は出ているといわれています。

遠赤外線の効果

遠赤外線は人の皮膚の表面から高々0.2mmの深さのところで、熱に変わる、すなわち皮膚を暖める、といった作用を示します。

加工方法
遠赤外放射素材を繊維に練り込む加工や、生地表面にコーティングする加工などがあります。

試験対象
主に身体に直接身につける繊維製品(サポーター、肌着、パジャマ 等)です。

試験方法

45度パラレル再放射法:熱再放射特性を評価する為の試験方法(ボーケンで実施)
45°に傾斜した試料台に試験試料と対照試料を並べて取り付け、その15cm前に90℃の熱板を平行にセットします。サーモカメラにより両試料の表面温度を測定し、温度差を求めます。

※比較品が必要です。ご依頼の際は遠赤外加工品と同等の組成、形状、目付け、厚さ、色調の遠赤外未加工品をご手配ください。
目安はこちらご参照ください→遠赤外線

45度パラレル再放射法は毎年多くのご利用をいただいております

ボーケンでは、大阪と東京の2拠点で実施しています。
ご依頼のピークは7,8,9月です。早めのご利用をお勧め致します!

また、被験者を用いた評価を得意とするユニチカガーメンテック株式会社ではサーモグラフィを用いた画像撮影が実施可能です。

サーモグラフィ:保温効果を評価する為の試験方法
被験者が試料を着用し(試験試料と対照試料は別に着用)、その着用前後で皮膚表面温度をサーモカメラで測定し、着用前後の温度差を求め、試験試料と対照試料の差を求めます。
※サーモグラフィ画像撮影は、遠赤外線の効果を保証する試験ではございません。

お問い合わせ

機能性事業本部
東京機能性試験センター TEL:03-5669-1380(太田、梅田)
大阪機能性試験センター TEL:06-6577-0163(小野、橋本)