耐熱耐冷試験 2020/7/13 目的 家庭用品品質表示法で表示が必要な合成樹脂加工品をはじめ、様々なアイテムにて耐熱・耐冷試験を実施させて頂いております。主に変形・変色を中心に評価しております。 試験方法 実施可能温度:-70℃~500℃JIS S 2029等を準拠し、通常1温度条件につき1時間処理させて頂く事が多いです。処理時間を変更するなどご指定の方法でも実施可能です。 恒温恒湿機 恒温恒湿器とは、庫内の温度・湿度環境をコントロールして、試験体を様々な温湿度環境下に置くことができる試験機です。また、時間ごとに温湿度を変化させ、サイクル試験を実施することもできます。 恒温乾燥機 試験依頼例 ・ポリプロピレンフィルム製の袋の耐冷温度「-60℃」が問題ないか確認したい【試験方法】-60℃の低温槽の庫内に1時間保持した後、試料を取り出し、2時間放置後に機能の異常または著しい変形が生じているか否かを確認する・輸入した靴をみてみると、靴のソールが変色していた【再現試験】高温多湿の状況下での環境試験(通称:ジャングル試験)を実施すると、アッパーの色がソールに移っていた。・木製椅子が輸送中に反ってしまった【再現試験】製品状態のまま庫内に入れ輸送コンテナを再現した高温多湿状態の環境試験を実施してみると、座板が反った。