机・テーブル類の試験規格の体系について 2026/10/6 机・テーブルは私たちの生活に欠かせない身近なアイテムで、その分類は一般家庭用、オフィス用、コントラクト用、福祉用など使用用途によって様々です。また、これらの構造は多種多様であり、各々求められる強度や耐久性が異なってきます。一般的にこれらの製品については、市場での事故防止や品質向上を図る為にJIS規格などの試験方法を用いて評価されている場面が多く見受けられます。製品の評価に使用されるJIS規格の中には、製品の性能・寸法・品質などの要求事項を定めている「製品規格」と強度・耐久性・安定性などの試験方法を定めている「試験方法規格」があります。また、「製品規格」は世の中の全ての椅子について定められている訳ではない為、「製品規格」の定められていないアイテムについては、試験方法は「試験方法規格」を用い、試験条件や判定基準はその製品特性に応じて各社で定められることが多いです。「製品規格」と「試験方法規格」の両者の関係性を把握し、用途・構造に応じて適切な試験条件と基準で評価することは製品評価を行う上で非常に重要です。ボーケンではこれらのアイテム、使用用途などに応じた試験項目、条件の提案が可能です。 主な机・テーブル類の規格体系(代表的な規格) 用途規格名規格番号キッズ学校用家具-教室用机・椅子JIS S 1021家庭用学習机JIS S 1061一般家具-テーブル-安定性の試験方法JIS S 1202※1家具-テーブル-強度と耐久性の試験方法JIS S 1205※1オフィスオフィス家具-机・テーブルJIS S 1031オフィス家具-テーブル・机-安定性,強度及び耐久性の試験方法JIS S 1207※1福祉福祉用具-ベッド用テーブルJIS T 9269福祉用具-車椅子用テーブルJIS T 9272その他(旧規格)オフィス用机・テーブルJIS S 1031(2004)(旧規格)※1 試験方法規格 机・テーブル類の「製品規格」と「試験方法規格」の関係性 「製品規格」の中には、安定性・強度・耐久性・耐衝撃性試験について試験条件のみ規定し、「試験方法規格」の試験方法を適用しているものがあります。 製品規格(安定性・強度・耐久性・耐衝撃性試験条件を規定)試験方法規格(安定性・強度・耐久性・耐衝撃性試験方法を規定)規格名規格番号規格名規格番号家庭用学習机JIS S 1061家具-テーブル-安定性の試験方法JIS S 1202オフィス用机・テーブルJIS S 1031(2004)(旧規格)家具-テーブル-強度と耐久性の試験方法JIS S 1205オフィス家具-机・テーブルJIS S 1031オフィス家具-テーブル・机-安定性,強度及び耐久性の試験方法JIS S 1207 机・テーブル類の主な試験方法分類 ①安定性試験 転倒させようとする力に対する能力を評価します。②静的試験(強度試験)通常加わりえる力に対して十分な強度があるかを評価します。③耐久性試験 長時間にわたる繰り返し使用に対しての耐久性を評価します。④耐衝撃性試験 時々加わりえる急激な力に対する耐衝撃性を評価します。 関連記事 垂直力に対する安定性 (JIS S 1202)机・テーブル類・テレビ台の垂直力試験(JIS S 1205) – 垂直力試験 主作業面、持続垂直荷重試験、天板耐荷重評価値測定の試験方法机・テーブル類の水平力試験(JIS S 1205) – 机・テーブル類の水平力試験(JIS S 1205)の試験方法・評価基準について – お問合せ 上記試験に関するお問い合わせフォームはこちら 東京生活用品試験センター〒135-0001 東京都江東区毛利1丁目12番1号TEL:03-5669-1382 大阪生活用品試験センター〒552-0021 大阪市港区築港1丁目6番24号TEL:06-6577-0124