歩行器(福祉用具)の安定性試験(JIS T 9264) 2024/7/2 目的 歩行補助具の1つである歩行器は使用者が体を預けて使用する為に、体を預けた瞬間に転倒すると大事故につながります。JIS T 9264「福祉用具-歩行補助具-歩行器」では前方安定性試験、後方安定性試験、側方安定性試験にて転倒し難さを評価します。※2024年度介護保険制度改定において、歩行器(歩行車は除く)は貸与か購入かの選択可能品目となりました。 試験概要 高さ8mmのストッパを取り付けた傾斜台に歩行器の2本の脚を接触させ、ハンドグリップに250Nの鉛直力を加えた状態で傾斜台の傾斜角度を変化させ、歩行器が転倒する角度を測定する。 前方安定性試験後方安定性試験側方安定性試験ストッパに接触させる脚左右の前脚左右の後脚任意の片側前後脚ハンドグリップへの鉛直力の加える位置左右のハンドグリップ前方参照点を結ぶ線の中心(幅30mmの当て板使用)左右のハンドグリップ後方参照点を結ぶ線の中心(幅30mmの当て板使用)ストッパ側のハンドグリップの前方参照点と後方参照点との中央傾斜方向前方後方側方(ストッパ側)性能10.0°以上7.0°以上3.5°以上(交互式でない歩行器) 後方安定性試験 問い合わせ先 生活産業資材事業本部東京生活用品試験センター TEL:03-5669-1382大阪生活用品試験センター TEL:06-6577-0124こちらのお問合せフォームよりご連絡ください。