靴の耐水性試験とは、繰返し屈曲させることで亀裂が入り、その亀裂から水が浸入したり、アッパーと表底の間から水が入ったりすることがないかを調べる試験です。この際、屈曲試験のように割れが発生するかどうかは判定しません。靴の防水性能試験と屈曲試験を同時に行うことで、通常の歩行時における水たまりや降雨等、実際の靴の使用状況に即した防水性能を評価することができます。
① 靴を試験機に取付けます。
② 屈曲部のフェザーラインより5mm上の位置まで水に浸せきさせます。指定の高さがある場合は指定高さで実施します。
③ 25度の角度で屈曲操作を20000回加えます。
④ 20000回で内部に水の浸み込みがないことを確認します。