【基本ルール】乾燥処理
乾燥処理
タンブル乾燥処理
- 家庭洗濯後の乾燥記号であり、商業クリーニングの乾燥処理記号ではない。
- 織物の場合は原則としてタンブル乾燥ができることとし、を推奨する。(重衣料は除く)
- 編物は原則としてとする。(肌着は除く)
自然乾燥処理
- ブランドの特性、素材や製品の特性によってさまざまな可能性があり、表8及び表9では原則記載していない。表示者が適切な記号を選定すること。
表8 加工、素材別表示記号
Ⅰ | Ⅱ | Ⅲ | Ⅳ | Ⅴ | Ⅵ | Ⅶ | ||
洗 濯 |
漂 白 |
タ ン ブ ル 乾 燥 |
自 然 乾 燥 |
ア イ ロ ン |
ド ラ イ |
ウ エ ッ ト |
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1 | 通常 | |||||||
2 | 含金属染料・硫化染料(注1) 草木染用天然系染料 |
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3 | コール天・しわ加工 (アイロン可) |
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4 | コール天・別珍・ベルベット シール・起毛・エンボス しわ加工 (アイロン不可) |
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5 | フェイクファー素材 モダクリルボア |
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6 | ボンディング | |||||||
7 | フェイクムートン | |||||||
8 | 顔料プリント・ラバープリント フロック加工(注2) 箔プリント・グリッター (ドライ可) |
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9 | 顔料プリント・ラバープリント フロック加工(注2) 箔プリント・グリッター (ドライ不可) |
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10 | ハンドプリーツ加工 (アイロン可) |
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11 | マシンプリーツ加工 (アイロン不可) |
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12 | 塩化ビニル樹脂加工 | |||||||
13 (注3) |
ポリウレタン樹脂加工 | |||||||
14 (注3) |
フィルム・ラミネート(裏側) | |||||||
15 (注3) |
オイルコーティング (ドライ可) |
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16 (注3) |
オイルコーティング (ドライ不可) |
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17 | 顔料染め(ドライ可) | |||||||
18 | 顔料染め(ドライ不可) | |||||||
19 | 金属繊維 | |||||||
20 | 獣毛混素材(注4) | |||||||
21 | 抄織糸・紙 | |||||||
22 | スリット糸 | |||||||
23 | マイクロファイバー | |||||||
24 | モール | |||||||
25 | ローゲージ・甘撚り素材 | |||||||
26 | ダウン(注4)・中わた キルティング |
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27 | 全面スパンコール・ビーズ (ドライ可) |
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28 | 全面スパンコール・ビーズ (ドライ不可) |
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29 | ウレタンフォーム (ふとん詰めもの) |
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30 | 成型カップ | |||||||
31 | フェルト(帽子) 天然草木(帽子) |
(注1)含金属染料・硫化染料:一部の染料に酸素系漂白剤により変色しやすいものがある。試験などによって確認することが望ましい。
(注2)顔料プリント・ラバープリント・フロック加工など金属類を含まないものは酸素系漂白剤の使用可能。
(注3)13~16は原材料の詳細が不明なことが多いため酸素系漂白剤も使用不可としている。
(注4)獣毛混素材、ダウンは液体酸素系漂白剤のみ使用可能
この表は取外しができない装飾付属を部分的に使用した製品に用いる。そのため、アイロン記号は主素材に応じたものとなる。必要な場合には付記用語などで処理方法を提供すること。
表9 装飾付属別表示記号
Ⅰ | Ⅱ | Ⅲ | Ⅳ | Ⅴ | Ⅵ | Ⅶ | ||
洗 濯 |
漂 白 |
タ ン ブ ル 乾 燥 |
自 然 乾 燥 |
ア イ ロ ン |
ド ラ イ |
ウ エ ッ ト |
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1 | なし | |||||||
2 | 合成皮革・人工皮革 | |||||||
3 | 毛皮(ドライ可) | |||||||
4 | 毛皮(ドライ不可) | |||||||
5 | 天然皮革(ドライ可) | |||||||
6 | 天然皮革(ドライ不可) | |||||||
7 | 天然皮革(ドライ・水洗い不可) | |||||||
8 | 天然ゴム使用 | |||||||
9 (注) |
顔料プリント・フロック加工 ホットフィット・ラインストーン (ドライ可) |
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10 (注) |
顔料プリント・フロック加工 ホットフィット・ラインストーン (ドライ不可) |
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11 (注) |
転写プリント・ラバープリント (ドライ可) |
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12 (注) |
転写プリント・ラバープリント (ドライ不可) |
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13 | 箔プリント・グリッター (ドライ可) |
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14 | 箔プリント・グリッター (ドライ不可) |
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15 | スパンコール・ビーズ | |||||||
16 | 金属ワイヤー・ボーン | |||||||
17 | 樹脂製ワイヤー・ボーン | |||||||
18 | スリット糸 |
(注)9~12は原材料の詳細が不明なことが多いため酸素系漂白剤も使用不可としている。