座面及び背もたれの耐久性 (JIS S 1203) 2003/6/12 目的 購入して間もないいすにおいて、ネジの緩みや背もたれの破損による事故が発生すると、クレームにつながる恐れがあります。そこでボーケンでは、座面及び背もたれの耐久性試験により、いすの繰り返し着座に対する耐久性を確認する試験を行っています。 試験方法 引用規格:JIS S 1203後方の脚にストッパを当て、負荷位置決めジグによって決まる座面負荷位置に規定の当て板を介し、座面及び背もたれにそれぞれ950 N、330 Nの垂直荷重で毎分40サイクルを超えない速さで、規定回数繰り返します。なお、座面においては試験の初回及び最終回の当て板の最も低い位置の差(試験中の座面のたわみ)も記録しています。ボーケンでは、2人用もしくは3人用のソファやベンチにおいて、2箇所もしくは3箇所同時に試験をすることができます。【判定基準】判定基準:各部に破損、緩み、機能に影響する変形等使用上支障のある異常がないこと。 座面用あて板 試験の様子 2箇所同時試験の様子