家具の安全性評価において、「通常の使用に問題ないか」、「長期間の使用に耐えられるか」という強度・耐久性だけでなく、「瞬間的な衝撃で壊れないか」という点も重要です。 いすを使用する際には、静かに腰掛ける動作だけでなく、勢いよく腰掛けてしまう、一気に体重を掛けてしまうなど、瞬間的に大きな衝撃が座面に加わる場面があります。 JIS S 1203では、こうした実使用を想定し、 ・静的強度試験:ゆっくりと着座する等の使用動作による強度評価 ・耐久性試験:長期間にわたる反復的な動作による強度評価 ・耐衝撃性試験:瞬間的な衝撃が加わる状況での強度評価 と評価項目を分けて規定しています。 座面の耐衝撃性試験は、瞬間的な衝撃に対して、座面やその支持構造の破損や著しい変形を起こさず、安全に使用できるかを確認します。