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No488_寝具・寝装家具の試験のご紹介

寝具・寝装家具の試験とは?

ボーケンでは、ウレタンフォームマットレスの硬さや繰返し圧縮残留ひずみなどの性能確認試験を行っている他、ベッドの強度、マットレスの耐久性など、大きな寝具製品の強度試験も実施しております。

目的

寝具・寝装家具は毎日、長期間使用するものです。特にベッドやマットレスは人間の全体重を支えるため、十分な強度が必要であることはもちろん、毎日の使用ですぐにへたってしまわないかというような耐久性も重要になります。各アイテムに応じて強度試験と耐久性試験を行うことが、寝具製品の品質の評価・向上に役立ちます。
また、ウレタンフォームマットレスは家庭用品品質表示法の雑貨工業品品質表示規定において、硬さや復元率などの性能を表示することが義務付けられています。消費者は、品質表示を頼りに求める性能をもつ製品を選択するため、正しく試験を実施しその結果を表示する必要があります。

主な試験紹介

試験項目名をクリックすると、各試験の詳細をご覧いただけます。

ウレタンフォームを厚さの70%まで3回圧縮した後、40%まで30秒間圧縮したときの力(ニュートン)を測定します。この試験の結果から、ウレタンフォームマットレスに表示する硬さを決定します。

区分用語
110ニュートン以上かため
75ニュートン以上110ニュートン未満ふつう
75ニュートン未満やわらかめ

表示例 「かため(120ニュートン)」

ウレタンフォームを厚さの50%まで圧縮する操作を8万回繰返し、厚さの低下率を測定します。家庭用品品質表示法における「復元率」は、測定により得た数値(厚さ低下率)を100から差し引いた残りの数値以下の数値(%)で表示します。

例)厚さ低下率:2.5%
  復元率:100-厚さ低下率(2.5)=97.5%
  復元率の表示例 「復元率97%」              

繰返し圧縮残留ひずみ試験には、ウレタンフォームを一定荷重(750N)で8万回圧縮し、圧縮前後の厚さと硬さの変化を測定する「繰返し圧縮残留ひずみ試験A法(定荷重法)」もあります。

マットレスに1000Nの垂直荷重を8万回繰返し加え、へたり量や各部の異常の有無を確認します。ボトムとマットレスがセットになっている場合は、ボトムの上にマットレスを載せた状態で本試験を行い、8万回加圧後にボトムの異常の有無を確認します。

項目性能
マットレスの耐久性a) へたり量(200回、1万回、8万回加圧後)は、いずれも40mm以下とする。
b) 8万回の加圧試験後、次の異常があってはならない。
 1) 表地のずれ、ほつれ、破れなど。
 2) 詰め物の移動、落ち込み、外れなど。
 3) ばねの折れ、外れなど。
ボトムの耐久性a) 表地のずれ、ほつれ、破れなどがない。
b) 割れ、折れなど、実用上支障のある欠点が生じない。
ベッドの種類によって試験方法が異なります。(写真はA形式の試験の様子)

A形式(ヘッドボード及びフッドボードが床面に接する形式)
床面から600mmの高さの位置(高さ不足のときは最上端)で、ヘッドボード又はフッドボードの中央部に、長さ方向に沿って水平に441Nの荷重を前後交互に10回繰り返し加えます。

B形式(脚が床面に接する形式)
試験体を裏返しにして水平に固定し、各脚の下端から30㎜の位置に、長さ方向及び幅方向に沿って294Nの水平荷重を反対方向に交互に10回繰り返し加えます。

上記試験を実施し、脚やヘッドボード・フットボードの取付部に実用上支障のある欠点が生じないことを確認します。

ボーケンで実施している試験規格例

ご紹介した試験項目以外にも、ボーケンで実施できる試験があります。

JIS K 6400:軟質発泡材料
軟質発泡材料(ポリウレタンフォーム)の見掛け密度や反発弾性、引張強度、通気性などの性能評価試験

JIS S 1102:住宅用普通ベッド
サイドフレーム・床板などベッド各部に荷重を加える強度試験、表面塗膜の剥がれにくさを確認する塗膜密着性試験

JIS S 1104:二段ベッド
ベッドの床板・はしごの踏み板の垂直荷重試験、ベッド各部の水平荷重試験、ベッド本体とはしごとの取付強度を確認するはしご取付け部の強さ試験

SG CPSA 0016:二段ベッド及びロフトベッド
弊機構は、SGマーク対象品目「二段ベッド及びロフトベッド」の委託検査機関です。

寝具・寝装家具の総合評価もおまかせ!

ボーケンは、JIS規格に基づく試験に加え、製品特性に応じたカスタマイズ試験にも対応しています。

・マットレスのクッション性・へたり評価(JIS S 1052相当)
・枕やクッションの復元性・通気性評価
・ベッドとマットレスの組合せ耐久性評価
・高反発・低反発素材の比較試験

「この素材、長く使っても大丈夫?」「組み合わせたときの耐久性は?」といった疑問にも、実使用に近い条件の試験でお応えします。

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