繰返し圧縮残留ひずみ 2003/3/25 目的 家庭用品品質表示法の雑貨工業品品質表示規定において、敷布団の下に敷くウレタンフォームマットレスには、復元率を表示することが義務付けられています。 そこでボーケンでは、ウレタンフォームの繰返し圧縮残留ひずみ試験(定変位法)によって復元率を求める試験を行っています。 また、復元率を求める試験だけでなく繰返しの使用により硬さの低下率等を確認する定荷重法による試験も実施しております。 試験方法 ① A法(定荷重法) 引用規格:JIS K 6400-4 A法(定荷重法) 、JIS K 6401等 厚さ50mm、幅・長さ380mmの試験片3個を使用します。 一定の力で繰返し圧縮することによって発生する「厚さ低下率」、「硬さ低下量」、「硬さ低下率」を求めます。 試験の様子 ② B法(定変位法) 引用規格:JIS K 6400-4 B法(定変位法) 試験片全体を、厚さの50%まで連続80000回繰返し圧縮することによって発生する厚さの低下率を求めます。 試料サイズは厚さ20mm以上、幅及び長さ50mm以上の直方体が必要です。 復元率(%)=100-繰返し圧縮残留ひずみ(%) 試験の様子