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脚部の強度試験 (JIS S 1102)

目的

ベッドの脚がぐらついていたら、安心して寝ていられません。そこでボーケンでは、脚部の強度試験により、脚部及びヘッドボード・フットボードの取り付け強度を確認する試験を行っています。

 

試験方法

引用規格:JIS S 1102
ベッドの形式の種類によって試験方法が異なります。

①aの形式(ヘッドボード及びフットボードが床面に接する形式)
床面から600㎜の高さの位置(高さが不足の時は最上端)で、ヘッドまたはフットボードの中央部に長さ方向に沿って441Nの水平荷重を反対方向に交互に5秒間10回繰り返します。

aの形式のベッド

試験中の様子

bed1.1.jpg

bed1.2.jpg

②bの形式(脚が床面に接する形式)
試験体を裏返しにして水平に固定し、各脚の下端から30㎜の位置に、長さ方向及び幅方向に沿って294Nの水平荷重を反対方向に交互に5秒間10回繰り返します。

③cの形式(a及びb以外の形式)
①または②のいずれかの形式に準じて実施します。

【判定基準】
脚及び脚の取付部又はヘッドボード・フットボードの取付部に緩み、ぐらつき、変形など、構造体に実用上支障のある欠点が生じないこと。