医薬部外品関連試験 2021/8/5 医薬部外品(薬用化粧品)は、 薬機法上で医薬品と化粧品の間に位置するもので、比較的作用が穏やかなものです。肌あれ・にきびを防ぐ、美白、デオドラントなどの効果を持つ「有効成分」が配合されています。原則全ての有効成分に含量規格が設けられ、規定量の90~110%の範囲にあることが求められます。ボーケンでは各種安定性試験、承認申請用試験、医薬部外品原料規格による試験など、各種試験を受託しております。 安定性試験 ICHのガイドラインに基づき、安定性試験(長期保存試験、加速試験、苛酷試験)を実施しております。 保存条件 期間(測定ポイント例) 長期保存試験 25℃±2℃/60%RH±5%RH 又は 30℃±2℃/65%RH±5%RH 3年(1 年目は3 カ月毎、2 年目は6カ月毎、その後はリテスト期間を通して1 年毎) 加速試験 40℃±2℃/75%RH±5%RH 6 カ月(3 回以上) 苛酷試験 50℃、60℃/75%RH等 – 医薬部外品承認申請用試験 定量法については試験法検討、バリデーションの実施から申請データの取得まで実施しております。その他にも各種示性値の測定や確認試験も実施しております。試験例確認試験各種定性反応、TLC、紫外吸光光度法等定量試験HPLC、GC-FID、滴定、紫外吸光光度法等示性値測定性状、pH、粘度、比重(密度)等 有効成分例 アスコルビン酸L-アスコルビン酸2-グルコシドε-アミノカプロン酸アラントインアルブチンイソプロピルメチルフェノール塩酸ピリドキシン塩化ベンザルコニウムγ-オリザノールグリチルリチン酸二カリウムグリチルレチン酸ステアリル グリチルリチン酸モノアンモニウム酢酸 dl-α-トコフェロールジパルミチン酸アスコルビルニコチン酸アミドニコチン酸dl-α-トコフェロールD-パントテニルアルコールパラフェノールスルホン酸亜鉛ヒノキチオールdl-メントールリン酸L-アスコルビルナトリウムリン酸アスコルビルMg 試験の流れ お問合せお問合せフォーム、電話、メールにてお伺いいたします。秘密保持契約試験内容について詳細を確認させていただきます。見積書作成試験内容につき、見積書を提出致します。事前打ち合わせ詳細な打ち合わせを行ったのち、試験計画書を作成します。試験実施ご依頼に応じた試験を行います。報告書作成 ご要望よっては御社のフォーマットでご報告します。 医薬部外品関連試験についてのお問い合わせは ボーケン品質評価機構 認証分析センター(化粧品グループ) お問い合わせフォームはこちら