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取っ手の強度

目的

料理中に、なべやフライパンの取っ手を持ったとき、取っ手が外れたり、変形したり、がたついたりしていると火傷など怪我の恐れがあり危険です。そこでボーケンでは、なべやフライパン、湯沸しなどの取っ手の強度を確認する試験を行っています。

試験方法

引用規格:JIS S 2010
なべ類及びいため容器の場合、試験体を固定し、取っ手が二つのものは取っ手の中央部に上方向、取っ手が一つのものは取っ手の長さの1/2の箇所に下方向に規定の荷重を1分間加えます。湯沸しの場合、試験体を固定し、取っ手の両外側端間の中央部に上方向に規定の荷重を1分間加えます。
その後荷重を除去し、取っ手の残留たわみを算出し、本体の外観を目視及び操作で確認します。

【判定基準】
き裂、破損、変形、がたつき、水漏れなどがなく、本体と取っ手との残留たわみは、2%以下であること。

【試験の様子】