塗膜の耐摩耗性試験(JIS S 2010) 2023/6/8 目的 ご家庭でフライパンや鍋を用いて調理をしている際に、最初は問題なく使用出来ていたのに、何度か使用している内に、食品がフライパンや鍋に焦げ付くようになった事はありませんか?要因の1つに、摩耗により表面のコーティング(塗膜)が剥がれてしまった事が考えられます。塗膜の耐摩耗試験では、通常使用時を想定した摩耗を繰返し行う事で、表面のコーティング(塗膜)の耐摩耗性が、一般性能を満たしているかどうかを評価致します。 試験の様子※一部の止め具を外しています 試験方法 塗膜の耐摩耗性試験 引用規格:JIS S 2010(アルミニウム製加熱調理器具)塗膜面の温度を200℃±5℃に維持し、ターナーに見立てたステンレス板を以下の条件でしゅう動後、塗膜面の状態を確認します。試験荷重:2.8N±0.2Nしゅう動回数:3,000回※ご指定の回数にて実施する事も可能です。【判定基準】アルミニウム素地の露出がないものを異常なしとする。 お問合せ 上記試験に関するお問い合わせフォームはこちら 東京生活用品試験センター〒135-0001 東京都江東区毛利1丁目12番1号TEL:03-5669-1382 FAX:03-5669-1387 大阪生活用品試験センター〒552-0021 大阪市港区築港1丁目6番24号TEL:06-6577-0124 FAX:06-6577-0126