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塗膜の耐摩耗性試験(JIS S 2010)

目的

ご家庭でフライパンや鍋を用いて調理をしている際に、最初は問題なく使用出来ていたのに、何度か使用している内に、食品がフライパンや鍋に焦げ付くようになった事はありませんか?要因の1つに、摩耗により表面のコーティング(塗膜)が剥がれてしまった事が考えられます。塗膜の耐摩耗試験では、通常使用時を想定した摩耗を繰返し行う事で、表面のコーティング(塗膜)の耐摩耗性が、一般性能を満たしているかどうかを評価致します。

試験の様子
※一部の止め具を外しています

試験方法

塗膜の耐摩耗性試験

引用規格:JIS S 2010(アルミニウム製加熱調理器具)

塗膜面の温度を200℃±5℃に維持し、ターナーに見立てたステンレス板を以下の条件でしゅう動後、塗膜面の状態を確認します。

試験荷重:2.8N±0.2N
しゅう動回数:3,000回
※ご指定の回数にて実施する事も可能です。

【判定基準】
アルミニウム素地の露出がないものを異常なしとする。

お問合せ

東京生活用品試験センター
〒135-0001 東京都江東区毛利1丁目12番1号
TEL:03-5669-1382 FAX:03-5669-1387

大阪生活用品試験センター
〒552-0021 大阪市港区築港1丁目6番24号
TEL:06-6577-0124 FAX:06-6577-0126