走行耐久性試験 2026/6/5 目的 キャスター(車輪)付き製品の繰り返しの使用によりキャスターやスライドハンドル等に破損が生じてしまうことがあり、簡単に破損してしまうと思わぬ事故や消費者様とのトラブルに繋がる恐れがあります。ボーケンでは実用性能として、段差のあるドラム上を走行させる走行耐久性試験を実施し、繰り返しの使用で発生する走行負荷にどの程度耐えられるかを確認しています。段差や凹凸のある路面を走行した際に生じる衝撃や振動を再現し、キャスターや車輪、取り付け部に摩耗やがたつき、緩みなどが発生しないかを評価します。また、繰り返しの使用によって起こり得るキャスターや車輪の破損、摩耗、がたつき、取り付け部の緩み・外れ、走行時の不安定化といった不具合を事前に回避することも目的としています。製品が日常的な走行に耐えられるかを把握するための試験として、設計段階や品質確認の参考にご活用いただけます。 試験方法 走行耐久性試験 試験体に載荷重の112%に相当する質量のおもりを入れ、車輪をドラム上に載せ、試験体を50°傾けた状態で保持し、ドラムを100回/minの速さで連続60分回転させます。バッグ容量載荷重提案値20L 未満10㎏20L 以上 ~ 50L 未満20㎏50L 以上30㎏・判定基準:各部に破損、外れ及び使用上支障のある変形がないこと。(ボーケン基準) 【試験中の様子】 ボーケンでは、キャスター(車輪)付き製品の走行耐久性試験を、段差形状を備えた回転ドラムを用いて実施します。試験体に所定の荷重を積載した状態でドラムを連続回転させ、実際の走行環境に近い衝撃や振動を再現します。これにより、キャスター・車輪・軸受部・取付部に発生する摩耗、がたつき、緩み、破損の有無を確認します。さらに、ボーケンでは以下のような試験条件のカスタマイズにも対応しています。横押し式製品の走行耐久性試験前押し式製品の走行耐久性試験段差なしの走行耐久性試験依頼者指定の荷重・速度・回転数・試験時間・走行距離にも対応 キャスターの向きや荷重のかかり方が異なる製品でも、製品の想定使用環境に合わせた実使用に近い条件で評価できます。 対象製品と対応業種 ボーケンでは、以下のような製品に対して走行耐久性試験を実施しています。ショッピングカートキャリーカートバッグ一体型カートシルバーカーその他、キャスター・車輪を備えた軽量搬送製品全般 また、以下のような幅広い業種からのご依頼に対応しております。製造メーカー様輸入事業者様小売業者様自治体・教育機関様 など 試験の活用例とメリット 走行耐久性試験は、以下のような目的で活用されています。キャスターや車輪の耐久性評価として製品開発に活用車輪材質やキャスター構造の見直し量産前の基本的な耐久確認既存製品の改善ポイントの抽出取引先への品質説明資料としての利用製品の走行性能に関する社内基準づくりの参考データとして活用キャスターや車輪の弱点を早期に把握できる走行耐久性試験により、摩耗・がたつき・緩みなどの不具合を事前に回避製品の基本的な耐久性を確認し、品質向上に役立てられるユーザーが安心して使用できる製品づくりにつながる 外部試験として、客観的な耐久確認結果を得られる第三者機関による客観的な評価は、製品の信頼性を高め、企業のブランド価値向上にもつながります。ボーケンでは、あらゆる条件に対応した試験体制を整え、メーカー様、設計者様、輸入業者様など、製品の品質保証を重視される皆様のニーズに応える試験サービスを提供しています。 お問合せ お問い合わせフォームはこちら 東京生活用品試験センター〒135-0001 東京都江東区毛利1丁目12番1号TEL:03-5669-1382 大阪生活用品試験センター〒552-0021 大阪市港区築港1丁目6番24号TEL:06-6577-0124 関連記事 把手(取っ手)及びスライドハンドルの取付強さ落下強度試験 (ボーケン法)バッグの保冷性・保温性 – バッグの保冷性・保温性の試験方法について