把手(取っ手)及びスライドハンドルの取付強さ 2019/6/4 目的 把手の取付強さは、鞄の把手の取付の強度を確認し、安全性を評価する試験です。 鞄の把手が取れてしまう事故やトラブルが起きないよう事前に確認することができます。キャリーケースでも実施可能です。 試験方法 把手(取っ手)及びスライドハンドルの取付強さ:ボーケン法 一般バッグ等(把手(取っ手)の取付強さ) 試験体を固定し、各把手を定速伸長形引張試験機にて引張速度100mm/minで引張り、縫い付け部の破断、把手破断等の異常が生じた時の荷重を測定する。なお、使用時に力がかかる方向(引張方向)及び逆方向(はく離方向)の二方向で実施するものとする。 【判定基準】 容量20リットル未満 (容量×1.0×10)N以上(ボーケン基準) 容量20リットル以上 300N以上(ボーケン基準) キャリーケース(スライドハンドルの取付強さ) 製品の状態または把手取付部位を切断固定し、各把手をそれぞれ試験機にて破壊するまでか、もしくは最大1000Nまで引張り、最大強力を測定する。 【判定基準】 (容量×1.5×10)N以上 但し、1000Nを上限とする。(ボーケン基準)