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法律・表示等の知識を学ぶ

【基本ルール】クリーニング処理

クリーニング処理

ドライクリーニング処理

  • 特殊な素材や付属、特殊加工品は乾燥記号ドライ記号(もしくはドライ記号)とする。
  • ドライクリーニング処理の乾燥はタンブル乾燥であるため、自然乾燥を推奨するような付記用語は使用できない。
 

表7 素材別ドライクリーニング処理記号の範囲

記号ポリ塩化ビニル
ポリプロピレン
羽毛・ポリ乳酸
スリット糸・ポリエチレン
ポリウレタン・抄織糸・紙
左記以外の繊維
ドライ記号  
ドライ記号  
ドライ記号 
ドライ記号 
ドライ記号

ウエットクリーニング処理

  • 洗濯処理が出来る場合にウエット記号は原則使用できない。
  • ウエット記号の場合でも、アイテムによっては、ウエット記号ウエット記号なども使用できる。
    (例:家庭洗濯では仕上げが困難なジャケット、洗濯機が転倒する可能性のある水抜けの悪いダウン素材やバックコーティング素材など)
  • ウエット記号ウエット記号の処理方法には乾燥工程にタンブル乾燥を含むため、記号の選択には注意が必要。
  • ウエット記号ウエット記号の表示をウール素材に行う際は、フェルト収縮する可能性があるため、確認試験を行うなど十分な注意が必要。

出典:「表示責任者のための取扱い表示記号作成ガイドライン JIS L 0001:2014](平成29年6月発行)(一社)日本アパレル・ファッション産業協会