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法律・表示等の知識を学ぶ

乾燥処理の記号と試験方法

乾燥処理

タンブル乾燥処理

正方形に内接円のある記号は、洗濯処理後のタンブル乾燥処理を表す。ただし、商業クリーニングにおけるタンブル乾燥処理には適用しない。

記号番号 記号 タンブル乾燥処理
320 乾燥記号 洗濯処理後のタンブル乾燥処理ができる。
高温乾燥:排気温度の上限は最高80℃
310 乾燥記号 洗濯処理後のタンブル乾燥処理ができる。
低温乾燥:排気温度の上限は最高60℃
300 乾燥記号 洗濯処理後のタンブル乾燥処理はできない。
【付加記号の説明】
・記号内の・又は・・(ドット)の数は、排気の上限設定温度を表す。
・記号に重ね書きした×印は禁止を表す。

自然乾燥処理

正方形の内部に線のある記号は、線の方向と本数とによって洗濯処理後の自然乾燥処理の方法を表し、次による。

  • 縦の一本線は、脱水を行った後のつり干し乾燥を表す。
  • 縦の二本線は、脱水を行わないぬれつり干し乾燥を表す。
  • 横の一本線は、脱水を行った後の平干し乾燥を表す。
  • 横の二本線は、脱水を行わないぬれ平干し乾燥を表す。
  • 斜め一本線は、日陰干しを表す。下表の記号番号の440、430,420及び410の記号と組み合わせて用いる。
記号番号 記号 自然乾燥処理
440 乾燥記号 つり干し乾燥がよい
445 乾燥記号 日陰でのつり干し乾燥がよい
430 乾燥記号 ぬれつり干し乾燥がよい
435 乾燥記号 日陰でのぬれつり干し乾燥がよい
420 乾燥記号 平干し乾燥がよい
425 乾燥記号 日陰での平干し乾燥がよい
410 乾燥記号 ぬれ平干し乾燥がよい
415 乾燥記号 日陰でのぬれ平干し乾燥がよい
自然乾燥記号の乾燥方法は、JIS L 1930による。