漂白処理の記号 2026/4/1 目的 洗濯絵表示の漂白処理に関する表示は「三角形」のマークで表します。製品の素材や色柄に合わない不適切な漂白処理を行うと、意図しない変色や脱色、生地の損傷などを引き起こす原因となるため、正しい記号の意味を理解して適切な選定を行うことが重要です。 関連記号 ・洗濯処理の記号 ・乾燥処理の記号 ・アイロン仕上げ処理の記号 ・商業クリーニング処理の記号 基本の記号 漂白処理は三角形の形で表します。 漂白処理 付加記号 処理 斜線がないものは「塩素系漂白剤」、二本の斜線は「酸素系漂白剤」の使用を表します。 禁止 記号に重ね書きした×印は禁止を表します。 漂白処理記号 漂白は汚れを分解して白くするというイメージがありますが、正しく活用すれば色柄物にも使用できます。素材によって使用できる漂白剤の種類が分かれているため、衣類を傷めないよう正しい記号を選定する必要があります。 記号番号記号漂白処理事前検査の確認方法220塩素系及び酸素系漂白剤による漂白処理ができる。塩素系漂白剤洗濯堅ろう度/JIS L 0856210酸素系漂白剤による漂白処理ができるが、塩素系漂白剤による漂白処理はできない。洗濯堅ろう度/JIS L 0844 D法(ISO 105-C09法)酸素系漂白剤洗濯堅ろう度/JIS L 0889200漂白処理はできない。― 塩素系と酸素系の違いと注意点 塩素系 塩素系は強力な漂白力を持っているため、汚れだけでなく繊維の染料にも影響を与えるので用途が限られます。例えば、綿100%またはポリエステル綿混紡の白無地、肌着、学童シャツ、白足袋等に使用できます。漂白力が強いため色柄物、毛・絹などのデリケートな素材には使用できません。 酸素系 酸素系は染料への反応性は低く、色柄物に使用できます。主に以下の2種類に分かれます。 ①粉末タイプ②液体タイプ主成分(酸化剤)過炭酸ナトリウム過酸化水素液性弱アルカリ性弱酸性 国内の市販酸素系漂白剤は、およそ95%が液体タイプです。粉末タイプは弱アルカリ性のため毛・絹・羽毛・アセテートの素材には使用できませんが、液体タイプは使用可能です。そのため「液体酸素系漂白剤使用」と付記用語で表示します。 加工・素材別の表示記号 繊維の素材や施されている加工によって、適切な漂白処理の方法(記号)は異なります。記号を選定する際は、以下解説ページをご参照ください。【取扱い表示記号の選び方】漂白処理 FAQ(よくあるご質問) Q.酸素系漂白剤の処理記号はどのような製品に付けることが可能ですか?A.酸素系漂白剤は色物や柄物に幅広く使用できます。但し、金属製の付属品・含金属染料・硫化染料・草木染用天然系染料などを使用した製品では変色や損傷の可能性があるため注意が必要です。 関連ページ 注意表示の具体例 No.2 衣料品の漂白・仕上げNo468_より良いモノづくりのために染色・プリントの事故事例~漂白~表示方法適用範囲 お問い合わせ 繊維事業本部 お問い合わせフォームはこちら