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和式洋式変換便座の強度試験、耐久性試験(JIS T 9262)

目的

福祉用具の和式洋式変換便座は和式便座(段差のある両用便器も含む)に装着することによって、和式便器を腰掛式便器として腰かけて使用されるもので、使用中に破損すると大事故につながります。
JIS T 9262「福祉用具-和式洋式変換便座」では強度試験、耐久性試験にて通常使用における強度や繰り返し使用における耐久性を評価します。

※介護保険制度における福祉用具は原則レンタル支給となりますが、再利用に心理的抵抗感が伴うもの、使用により形態・品質が変化するものは「特定福祉用具」として販売対象になり、和式洋式変換便座は「特定福祉用具」に該当します。

試験概要

試験体を水平な平面に静置し、各部に規定の荷重、時間、回数を各方向に加える。

座面

 静的強度試験耐久性試験
負荷位置便座中央部後縁から175mm前方の位置
荷重1300N(直径300mmの便座面用砂袋の質量を含む)950N(直径300mmの便座面用砂袋の質量を含む)
時間、速さ、回数10秒×10回毎分40回を超えない速度×12500回
性能使用上支障のある破損、変形、緩み及び外れがない。
便座,静的強度試験,耐久性試験

便座への静的強度試験、耐久性試験

問い合わせ先

生活産業資材事業本部
東京生活用品試験センター TEL:03-5669-1382
大阪生活用品試験センター TEL:06-6577-0124
こちらのお問合せフォームよりご連絡ください。