ハンガー用レールのたわみ試験(JIS S 1200) 2026/2/4 目的 ハンガー用レールは、クローゼットや収納スペースで衣類を掛けるために日常的に使われる重要な部品です。長期間にわたり荷重がかかるため、耐久性と安全性の確保が欠かせません。「たわみ試験」は、実際の使用環境を想定し、レールがどの程度たわむかを測定することで、製品の強度・耐久性・安全性を科学的に評価します。この試験により、以下のようなリスクを未然に防ぐことができます。・レールの過度なたわみによる衣類の落下・レールの破損による事故やケガまた、JIS(日本産業規格)に基づく試験であるため、公的な品質基準への適合性も確認可能です。メーカーにとっては製品改良や品質向上の指標となり、消費者にとっては安心して使える製品選びの目安となります。ボーケンでは、こうした評価を通じて、安全で信頼性の高い製品の普及を支援しています。 試験方法 JIS S 1200:2012 6.3.2に準拠 試験前の準備として、ハンガー用レールを水平な床面に設置し、脚の浮きやガタツキなどを確認します。次に幅及び高さ調節機能があるものにあっては、最大限に調節し、試験をする部分以外の部分に規定の重りを載荷します。規定の重りを載荷する際は支持間距離を測り、その中央の場所へダイヤルゲージをセットします。 このように規定の荷重を掛け、規定時間が経過したら重りを除荷します。この試験により…「たわみ率(%)」、「残留たわみ率(%)」を算出します。〈規定のおもり〉規定のおもり(dm/kg)レベル1レベル2レベル3445試験時間は金属製:1時間、その他全て:1週間とします。試験時間やおもりの変更も可能です。たわみ率(%)=たわみ量 (mm)/支持間距離(mm)×100 判定基準例 JIS S 1033:2015 オフィス家具−収納家具 負荷時のたわみ率は、0.4%以下で、使用上支障のある破損及び変形がない。 ハンガー用レール耐荷重評価値測定 ハンガー用レールの表示耐荷重を求めるには?ボーケンではJIS法を準用した「ハンガー用レール耐荷重評価値測定(ボーケンオリジナル法)」にて妥当な表示耐荷重値をご提案いたします。※ハンガー用レール耐荷重評価値測定試験とは…規定のたわみ率を狙ってハンガー用レールに均等におもりを載荷していき、24時間放置した時の最大たわみ量ならびに外観を確認します。これらの情報から総合的に判断し、表示耐荷重を算出いたします。 家具のたわみ試験のご紹介 関連記事 棚板のたわみ試験(JIS S 1200)開き戸の耐久性試験 (JIS S 1200)引出しの耐久性試験 (JIS S 1200) お問合せ 上記試験に関するお問い合わせフォームはこちら 東京生活用品試験センター〒135-0001 東京都江東区毛利1丁目12番1号TEL:03-5669-1382 大阪生活用品試験センター〒552-0021 大阪市港区築港1丁目6番24号TEL:06-6577-0124