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繊維製品の生分解性評価試験(Hohenstein法)

繊維製品の生分解性評価試験については、有酸素条件下の標準化された検査土壌で、さまざまなパラメーター(温度、土壌水分)を用いて試験期間全体にわたって生物活性を確認します。 試験は、定義された研究室条件または実用的な屋外条件において実施可能です。 指定された試験期間後、製品の分解度、環境適合性、製品の腐敗による汚染(生体毒性の試験または化学分析)を評価します。

繊維製品の生分解性評価試験

規格Hohenstein 検査
規格名称Hohenstein 検査は、次の標準に基づいて開発されています
・DIN EN ISO 11721-1: 繊維 – セルロース含有繊維の微生物に対する耐性の測定
・DIN EN ISO 846: プラスチック – プラスチックに対する微生物の影響の測定
・DIN EN 13432: 包装 – 堆肥化および生分解により包装をリサイクルする際の要件
概要繊維製品に対する土壌中での好気的生分解度の測定
併せて、外観評価、環境毒性評価も実施
植種源土壌
サンプルの量・既製品: 最低12点
・研究開発用品: 最低1m×1m
・繊維: 約 400 g の検査サンプル、または糸巻 2 本
試験温度・室内(20±2℃、相対湿度65±4%)
・室外(実際の環境に近い環境で試験できるが、温湿度のコントロールはできない)
試験期間通常 4 週間~12 ヶ月間
測定質量減少率(%)、外観観察、環境毒性評価(cress test)、急性毒性評価(earthworm test)
評価生分解度(%)

ラベルの取得について

証明書またはHohensteinのBiodegradable認証ラベルを申請することが可能です。
ラベル取得の要求事項は、質量減少率が12カ月以内で90%以上、且つ環境毒性評価(cress test)で70%以上の発芽率に合格する必要があります。事前申請の上、検査に合格すると、HohensteinのBiodegradable認証ラベル(有効期間 1 年) を申請することができます。ラベルの取得が必要な場合、ご依頼時にご相談ください。

Hohenstein法 生分解性試験 紹介動画

お問い合わせ

大阪認証・分析センター
06-6577-0031