洗濯時における繊維製品の環境影響を決定するために、次の試験を実施する。
①ファイバーリリース(繊維屑)の分析:洗濯プロセスはTMC法/AATCC TM212準拠
・繊維屑の定量(セルロース系繊維・合成繊維)。
・動的画像解析装置(Dynamic Image Analyzer)を用いた繊維屑の平均長、長さ分布。
②生分解性評価
・水生媒体中での生分解度測定(DIN EN ISO 14851準拠)。
・媒体は活性汚泥を使用。
・測定期間は最長2カ月まで。
・閉鎖呼吸計を用いる酸素消費量の測定による方法。
③環境毒性評価
・②の試験後試料を用いて実施。
・DIN EN ISO 20079に基づく評価方法。
・ウキクサ(duckweed)を用い、評価は成長したウキクサの葉の数、及び乾燥質量に基づく。
④全体の試験スキーム