Higg FEMは、サステナビリティを数値化できる優れたツールですが、その運用については、設定された質問の意図を正しく理解し、適切に回答する必要があります。また必要に応じて、その回答の根拠となる文書類も求められます。

更に運用については、Worldlyプラットフォーム上で日本語化されているものの、翻訳の曖昧さ等があり、質問が求めている正確な意図を汲み取るのは難しいと言わざるを得ません。ISO 14001（環境マネジメントシステム）やエコアクション21のような環境系の認証を取得していれば比較的取り組みやすい内容ですが、これまでこれらの認証とあまり関わり合いのない企業にとっては、基本的な概念から理解する必要があります。

Higg FEM Trainer Bodyは、Higg FEMを第三者に教育訓練できるシステムが備わっているかどうかをSACによって審査され、十分な力量があると看做された機関だけが認定されます。また、認定トレーナーは、FEMの内容を理解し第三者に説明できる知見と十分な経験があり、また成人学習に対する深い造詣と力量が証明でき、SACの審査及び試験に合格することが求められています。BOKENは、Trainer Bodyと認定トレーナーを有しているので、Higg Index FEMの教育訓練機関として、皆様に学習の場を提供するとともに、理解を深めるお手伝いをすることでSDG’sに取り組んでまいります。

尚、これからFEMへの取り組みを始める方は、Higg FEMのトレーニングを受講されることをお勧めいたします。FEMの要求事項の理解が不十分である場合、製造施設による自己評価と検証結果に大きなギャップが生じることになります。また、FEMが求める製造施設の環境許認可を正しく提示しないと、検証スコアを獲得することができません。

トレーニング日程については、弊機構HPに随時掲載しております。又は下記までお問い合わせください。