ZDHCは、施設における化学品の管理アプローチとして、「インプット」「プロセス」「アウトプット」のコンセプトを用いています。インプット、つまり施設で使用する化学品の調達、使用では「ChemCheck」、「InCheck」の2つのモジュールがあります。
「InCheck」は、施設で調達、使用している化学品のインベントリが、ZDHC MRSL(製造時制限物質リスト)に適合しているかどうかを確認するモジュールです。このモジュールは2種類あり、1つが「Performance InCheck」、もう1つが「InCheck Verification」です。
「Performance InCheck」は、施設の化学品インベントリを認定ソリューション・プロバイダーのアプリケーションにアップロードし、適合性を判断、その結果がPerformance InCheck Report(PIC report)として発行されます。
「InCheck Verification」は、その発行されたPIC reportに記載されている化学品が実際に施設にあるかどうかを現場で検証します。記載通りに保管・使用されていれば、基準を満たしていると判断され、InCheckの適合マークを取得できます。