除菌

2023/2/3

除菌とは？

「対象物から増殖可能な細菌を有効数減少させること」
『除菌』は液体やスプレー、ウエットティシュ等について、作用の対象となる製品上の細菌を減少させる効果のことを言います。また、かびや酵母などの真菌類及びウイルス等は対象としておりません。

試験方法

除菌試験の規格としては主に「洗剤・石けん公正取引協議会」と「(一社)日本衛生材料工業連合会」の定める試験方法があります。

Ⅰ：洗剤・石けん公正取引協議会の定める試験方法

・住宅用合成洗剤及び石けんの除菌活性試験方法

対象製品	住宅用又は家具用洗剤及び石けん（トイレ用・お風呂場用などの液体や水に溶かして使用する洗剤）
試験概要	試験菌を接種・乾燥したステンレス板上に試験試料を広げて、5分後の生菌数を測定
対象菌	・黄色ぶどう球菌 ・大腸菌
評価基準	除菌活性値２.０以上

 

・スポンジに対する台所用合成洗剤及び石けんの除菌活性試験方法

対象製品	台所用洗剤及び石けん（台所用（食器用など）の液体洗剤）なお、除菌の対象はスポンジとなります。
試験概要	スポンジ片に試験菌を接種し、試験試料を十分なじませて、18時間後の生菌数を測定
対象菌	・黄色ぶどう球菌 ・大腸菌
評価基準	除菌活性値２.０以上 ※除菌活性値は、『除菌活性値＝対照試料の生菌数の対数値－試験試料の生菌数の対数値』で算出

Ⅱ：(一社)日本衛生材料工業連合会 日本清浄紙綿類工業会の定める試験方法

・ウエットワイパー類の除菌性能試験方法

対象製品	ウエットワイパー類（雑品の対物・対人用のウエットティシュ）

試験方法及び自主基準詳細については、一般社団法人日本衛生材料工業連合会のHPに公開されておりますので、ご確認ください。

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