遮熱 2022/3/15 目的 太陽光からの熱線を遮る機能を高めた繊維製品が様々な分野で活用されています。熱線をあてた際に生地がどれだけ熱を遮るかを評価するための試験です。 JIS L 1951 生地の遮熱性試験方法 熱線受光体・スペーサー・試験片・試験片ホルダの順に重ね、試験片表面に疑似太陽光(人工太陽照明灯)を照射させたときの温度変化をサーモグラフィにて測定します。 試験片の遮熱率を下記の式によって求めます。S=〔(ΔTb-ΔTs)/ΔTb〕×100 S:遮熱率(%) ΔTs :試験片の平均上昇温度(℃) ΔTb :ブランク試験の平均上昇温度(℃) 試験結果は算出した以下の遮熱率及び区分記号で表します。遮熱率65%以上55%以上65%未満45%以上55%未満35%以上45%未満25%以上35%未満15%以上25%未満15%未満区分記号S65+S55S45S35S25S15S15-