フェノール黄変の評価(イエローイング試験)(ISO 105-X18) 2026/10/14 目的 BHTなどの酸化防止剤と酸化窒素ガス(NOX)との化学反応によって生地がフェノール黄変し易いかどうかを調べるために行う試験です。 背景 包装袋やハンガーに含まれるBHT(ジブチルヒドロキシトルエン)などの酸化防止剤は酸化窒素ガス(NOX)と反応することで生地の黄変が起こることがあります。イエローイング試験では、淡色や白物製品繊維素材が製品になった際、輸送中などに問題が起こらないかを評価します。 試験方法 ISO 105-X18「繊維素材がフェノール黄変する可能性についての評価」に基づいて試験を 実施します。100mm×30mmの大きさに試料を採取します。試験片を試験紙に挟み、ガラス板で固定した後、ポリエチレンフィルムに包み試験機に取りつけます。試験機を50℃の乾燥機中に16時間放置後、試験片を取り出し、直ちに汚染用グレースケールで判定します。 試験結果例 試験項目試験結果イエローイング汚染2級 汚染用グレースケール 評価基準 一般的な基準値の目安は4級以上です。(各社基準により異なります。) FAQ(よくあるご質問) Q.フェノール黄変はどのような特徴がありますか?A.フェノール黄変は酸性ガスを暴露すると黄変が消失し、アルカリ性ガスで黄変が復元します。また太陽光を照射すると黄変が消失します。 関連ページ No230_保管中のトラブルを予防するための試験方法のご紹介No458_より良いモノづくりのために 染色・プリントの事故事例 -汗耐光-No463_より良いモノづくりのために 染色・プリントの事故事例 -イサチン黄変- お問い合わせ 繊維事業本部 お問い合わせはこちら