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法律・表示等の知識を学ぶ

プリント製品のアイロン表示について

プリント付きのトレーナーにアイロン表示を付けたいのですが、どのように表示すれば良いですか?

トレーナーのプリントには、顔料プリント、ラバープリント、発泡プリントなどがあります。

顔料プリントの場合
製品の素材に合わせたアイロン表示を行う。
ラバープリント、発泡プリントの場合
基本的にアイロン表示は不可です。 ただし、最近のラバープリントについては中温あて布程度であればアイロン可能であるものもあるため、中温あて布で異常が認められない場合は表示が可能です。 また、部分的なプリントの時は、素材に合わせたアイロン表示をし、 「プリント部分アイロン禁止」などの付記用語を付けることが望ましいです。

(例)トレーナー(綿100%、袖部分にラバープリント)の取扱い絵表示
〔141〕 〔200〕 〔300〕 〔445〕 〔530〕 〔600〕
・プリント部分のアイロンはお避け下さい。
・アイロンはあて布使用

参考

顔料プリント
微粒子化した顔料を合成樹脂バインダー(接着剤)によって、繊維表面に固着させて着色する。摩擦堅ろう度が低く、風合いが硬くなるという欠点がある。Tシャツや、トレーナー等のワンポイント捺染に用いられることが多い。

ラバープリント
伸縮性のある素材にも追随してひび割れずに伸び縮みするプリントで、弾力性のあるバインダー(接着剤)を使っている。

発泡プリント
泡を使って立体的なプリントを作る方法で、バインダー(接着剤)と発泡剤の入った樹脂をプリントし、熱によって膨らませる。