耐薬品性試験~自動車内装材・外装材・カーアクセサリー向け~ 2023/6/22 目的 車には、デリケートな部品がたくさん使われてます。プラスチック製品や本革、合成皮革などは、特に化学物質の影響を受けやすい素材です。使用環境や搭載場所を考慮した場合、接触する可能性が考えられる薬品に対し、材料が劣化しないかどうかを評価する為の試験となります。 試験概要 各完成車メーカーの試験規格によって様々な試験方法がありますが、ここでは代表的な試験規格:JASO M312-85(プラスチック成形部品の試験方法)の、耐液性試験について紹介します。 試験例 ~消毒用アルコール×合成皮革~ 市販されている手指消毒用アルコールや、高純度のエタノールは、車載品の劣化に影響する可能性があります。特にウレタンコーティングされた合成皮革等は、アルコール成分により劣化し易い為、注意が必要です。 関連トピック No298_自動車内装材・外装材、カーアクセサリー向け耐薬品性(耐液性)試験のご紹介 お問い合わせ 岡山試験センター(担当:井上)〒700-0936 岡山市北区富田422-1TEL:086-231-2700 FAX:086-231-0050 上記試験に関するお問い合わせはフォームこちら